TWS「すべてのことにおいて全力を尽くす」 新たな魅力を見せた“変化”の新作『play hard』ショーケース

TWS『play hard』カムバショーケース レポ

 TWSが10月13日、4thミニアルバム『play hard』を発売(韓国のみ/日本では10月30日発売)し、同日16時より韓国のYES 24 Live Hallにてカムバックショーケースを行った。

 3rdミニアルバム『TRY WITH US』をリリース後、約6カ月ぶりのカムバックとなったTWS。まずはタイトル曲「OVERDRIVE」をパフォーマンスし、今作の魅力を最大限に表現した。歪んだエレキギターの音色が印象的な明るく華やかなロックサウンドのなかで、TWSの6人は爽やかな歌声を響かせていく。次々とフォーメーションの変わる躍動感あるダンスは、観ているだけで気分が晴れやかになっていくような不思議なエネルギーを放っており、一人ひとりのメンバーの表情の変化も含めて見どころがギュッと凝縮されたステージだった。

TWS『play hard』カムバックショーケース

 タイトル曲についてDOHOONは「(これまで見せてきた)明るくて爽やかなエネルギーに加えて、迫力溢れるTWSの姿を新しくお見せする楽曲」とコメント。JIHOONは「パフォーマンスでは『大好きで狂いそうな感情』を、(メンバーの)それぞれのキャラクターに合わせて自由に表現した」と見どころを紹介した。JIHOONは続けて、自身が制作に参加したダンスの振付について、楽曲のコンセプトをうまく表現できるよう「(メンバー同士で)アイコンタクトをしながら楽しめる瞬間を入れた」とポイントを明かす。パフォーマンスの見どころについては、KYUNGMINが「1番のサビのところで、表情で魅力を発散する部分」とポイントダンスが行われる箇所をアピールした。

 9月22日に先行公開された「Head Shoulders Knees Toes」については、YOUNGJAEが「限界を打ち破り、絶えずステージを楽しむ」がコンセプトだと紹介。彼は続けて、「42(ファンの呼称)の皆さんに『これまで知っていたTWSではない』と思ってもらえるように頑張って準備した」「従来の歌声よりもタフな歌声でレコーディングした」と制作過程にも触れた。また、SHINYUは「サビのダンスブレイクが見どころ」とパフォーマンスの注目ポイントに言及。HANJINは今日までの成長ポイントについて「体格や歌声。僕たちの音楽も成長に合わせて変わっていると思います」と語ると、KYUNGMINも「髪を染めたり、新しいスタイリングに挑戦したり、ビジュアル的にも成長した」とグループの変化をコメントした。さらに、SHINYUは「(今作の収録曲は)サウンドは以前と異なるかもしれませんが、TWSが伝えたいメッセージは同じ」「すべてのことにおいて全力を尽くす。このアルバムではそれをより一層強力に表現した」と4thミニアルバムに込めた想いを熱く語った。

 その後、TWSの6人は先行公開曲「Head Shoulders Knees Toes」を披露。衣装も含めてガラリと雰囲気を変え、HIPHOPをベースとした楽曲で、非常にクールかつ洗練されたパフォーマンスを繰り広げていく。大人びたダークな空気をまとうステージに、グループの表現力の豊かさと、多面的な魅力を実感したステージとなった。

 報道陣からの質疑応答では、今作のテーマについて尋ねられると、KYUNGMINは「清涼感に加えて、エネルギー溢れる姿をたくさんお見せしようと思った」と即答。JIHOONは「アルバムのテーマは“情熱”」「何かに夢中になって時間を過ごすのが青春の熱い瞬間だと思うので、そうした姿を表現しようと思った」と、グループがこれまで表現してきた青春コンセプトの延長線上に今作があることを説明。SHINYUも「(今作の準備段階で)メンバーとたくさん話をした。その話のなかからひとつのキーワードを挙げるなら“没入”だと思う」と考えを述べた。

 「OVERDRIVE」の作詞に参加したJIHOONと「Here For You」の作詞に参加したDOHOONに対しては、初めて作詞に携わった感想について質問が挙がった。DOHOONは「Here For You」がTWSのファンソングであることに触れながら、「僕たちがステージの上でファンの皆さんを見ている視点を歌詞に入れて表現した」と詞のテーマを紹介。JIHOONは「コンサートで話した内容を活用した」「メンバーに対する感謝の気持ちをたくさん込めた」と、自身のグループに対する熱い愛情を歌詞のアイデアとして提案したことを明かした。

 これからの目標については、JIHOONが「今回の活動でファンの皆さんと幸せな思い出をたくさん作りたい」「表現をもっと研究して新しい姿をお見せしたい」とコメント。KYUNGMINは「来年はメンバーがみんな、20代になります。もっといろんな姿をお見せできたら」とグループのさらなる進化を約束した。

 最後はSHINYUがマイクを握り、「僕たちの変化と成長が皆さんにどう届くのか本当に楽しみ」「『OVERDRIVE』を通じて、青春の熱い熱気を視聴者の皆さんに届けられるよう最善を尽くして活動したい」とカムバックへの決意を語ってショーケースを終えた。

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