&TEAM、『紅白』での「FIREWORK」披露は正解だった? “見つかる場”で確実に結果を残す努力と結束力
昨年末12月31日に放送された『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合/以下、『紅白』)。2025年に活躍したアーティストがたくさん出場した華やかな場で、&TEAMは明らかに存在感を放っていた。
実際、筆者も一視聴者として『紅白』を観ていたのだが、SNSでの反響を見てみると、LUNÉ(&TEAMのファンネーム)のみならず、幅広い世代の視聴者の目線を奪っていったような印象を受けた。SNSにはポジティブな声が溢れかえっていたことも記憶に残っている。
一方で、正直なところ、&TEAMのパフォーマンス曲が発表された際、2023年にリリースされた「FIREWORK」が選ばれたことを意外に思った者も多かったのではないだろうか。
なぜなら、彼らにとって2025年を飾った楽曲といえば、グループ初のミリオン認定を受けた3rdシングルのタイトル曲「Go in Blind (月狼)」や、リリース初日に総出荷枚数110万枚を達成した韓国1stミニアルバムのタイトル曲「Back to Life」など、選択肢はいくらでもあったからだ。しかし、結果として筆者は「FIREWORK」で正解だったと思っている。それは&TEAMらしさ溢れる群舞と、切なさを滲まれた楽曲で圧倒した瞬間を目の当たりにしたからだ。
これは何も筆者の個人的で感覚的な意見ではない。実際、1月30日にYouTubeにて公開された「&TEAM 'FIREWORK' @ 第76回NHK紅白歌合戦」のコメント欄には「このパフォーマンスで沼落ちした」「何度も録画を見返しているうちにハマってしまった」などといった、『紅白』をきっかけに彼らを好きになった人たちからのコメントが数多く寄せられている。
そんな&TEAMの一糸乱れぬパフォーマンスの裏には、彼らの努力が隠されている。それが見られるのが、先述の動画に先立って公開された「[EPISODE] 第76回NHK紅白歌合戦 'FIREWORK' Dance Practice Behind」でのこと。ここでは、来る『紅白』本番に向けて何度もフォーメーションを確認する彼らの姿が映し出されている。これまでに何度も披露してきた楽曲だろうが、『紅白』のために、ステージを想定した番組さながらの階段が用意された練習スタジオで、自分たちがよりよく見えるよう何度も録画を観ては調整し、再びパフォーマンスをして微調整を繰り返す姿は、まさに職人そのもの。自分たちにとって、記念すべき初の『紅白』という大きな舞台を絶対にものにするというような気合いを感じた。
このように「より素晴らしいものを作ろう」と一丸になって取り組み、全員が厳しい目でジャッジしているのにもかかわらず、決してピリついた空気感にはならないのが彼らのいいところ。EJが「ステップを間違えた」と自己申告し、曲を止めても決して険悪なムードにならず、それどころか全員があらためて前向きな表情で最初からもう一度繰り返すメンバーたちの姿は、見ていて頼もしかった。
このビハインド動画の最後にEJが「『FIREWORK』は&TEAMの色がある、いい曲」と言っているのだが、本当にその通りだと改めて確信できる舞台裏にだった。きっと、『紅白』をきっかけに好きになった新たなLUNÉも、これまで長く応援し続けているLUNÉのことも一切置いていかず、これからも期待を超えるパフォーマンスで、どんどんその知名度も人気も上げていくことだろう。

























