ONE LOVE ONE HEART 相原一心×久昌歩夢×飯塚瑠乃×イーチ×矢嶋由菜 結成5周年、実感するパワーアップとグループの絆

ラブワン、結成5年で実感すること

 1月28日、男女混合9人組グループ・ONE LOVE ONE HEARTが4thアルバム『約束のパスポート』をリリースした。2022年の結成以降さまざまなステージに立ってきた9人による同作は、「前作よりさらにパワーアップしたラブワンの世界観を堪能できる作品」となっている。そんな同作に、彼らはどう向き合ってきたのだろうか。相原一心、久昌歩夢、飯塚瑠乃、イーチ、矢嶋由菜に話を聞いた。(高橋梓)

歌の成長を感じた2025年、その集大成を見せる『約束のパスポート』

ーー4thアルバムのリリース、おめでとうございます。前作よりパワーアップした皆さんが楽しめる作品とのことですが、サウンド、歌、パフォーマンス、感情表現など、ご自身たちではどんな部分が特にパワーアップしていると感じますか?

相原一心(以下、相原):もちろん全部パワーアップしているのですが、特に歌の成長を感じています。僕たちはこれまで3枚のアルバムを出させていただいていて、今回が4作品目。これまでの中でも、2025年の1年で歌がすごく成長したと感じていて。苦戦しつつも、難しい楽曲にもたくさんチャレンジしてきたんですね。その集大成として、今の僕らの歌声を『約束のパスポート』に詰め込みました。

飯塚瑠乃(以下、飯塚):私はONE LOVE ONE HEARTに入ってから歌も頑張ったので、「バグっちゃうね」なんかはすごく難しく感じて「私にできるかな……」と不安でした。きっと今までの自分だったら歌えなかったと思うのですが、これまで楽曲をリリースする度に少しずつ成長してきたからこそ挑戦できた曲なんだと思います。

ーーリード曲「勝つまでやめない」も皆さんの歌声の伸びやかさが印象的な曲です。〈勝つまでやめない〉の歌い方、感情の乗せ方に苦戦したとお聞きしましたが、どのようにして乗り越えたのでしょうか。

イーチ:聴いての通り力強い楽曲なのですが、こういう楽曲を伝える時には自分自身に自信がないと歌えないと思っていて。なので、まずは内側からというか自分に対する自信をしっかりと持ってから臨みました。私は自分への自信をしっかり持っているタイプなのですが、特にこの曲はそれをむき出しにして歌いました。

ーー自分に自信があるのは今の時代において、すごく大切ですよね。

イーチ:そうなんです。もちろん、時には自信がなくなることもありますが、寝たら直っちゃうんですよね(笑)。

相原:羨ましいわ(笑)!

イーチ:昔は他人と比べてしまって自信がなくなっていたのですが、自分のいいところをちゃんと自分で探してあげないとなって。

矢嶋由菜(以下、矢嶋):私はとにかく力強い声の音色を出してみました。「勝つまでやめない」はメッセージが強いですし、私からも皆さんにエールを送れればいいなと思ったので、強さが伝わるような歌い方にしてみました。私は曲によって歌い方を変えていて。たとえば「春雷フライト」だったらかわいらしい要素があったり、振り付けがかわいかったりするので、少し優しめに歌っています。

佐々木 杏莉、相原 一心、矢嶋 由菜

ーー1月12日に行なわれたワンマンライブ『ONE LOVE ONE HEART Oneman Live 2026 “Bloom of LOVE”』を拝見した時も感じたのですが、矢嶋さんは声色の幅が大きいですよね。サラッとできちゃうタイプだったり?

矢嶋:え、嬉しいです! でも、全然そんなんじゃなくて……。

相原:「できちゃうタイプです」って言っておいたほうがいいよ(笑)!

矢嶋:えー!

飯塚:できちゃう素質はあるけど、いろいろ研究もしてるもんね。

矢嶋:そうなんです。頑張っています!

久昌歩夢(以下、久昌):僕は歌に関しては自信がないタイプで。メンバーから「自信持て!」って言われているくらい(笑)。なんだか縮こまっちゃうんですよね。でもメンバーが「お前はできるヤツだから」と励ましてくれるから、「勝つまでやめない」も歌い切ることができました。それ以外でも何回も助けられています。

飯塚 瑠乃、洸瑛、藤咲 碧羽

ーー皆さんはメンバー同士の関係性が素敵ですよね。ちなみに、「勝つまでやめない」というタイトルですが、皆さんは何かを「やめたい」と思ったことはあるのでしょうか。

相原:僕はSNSから少し距離を置きたいと思う瞬間があります。今はSNSの時代なので、そこで付いた印象がそのまま僕のキャラクターになると思うんですよね。それは良いことでもあるのですが、怖いと思うこともあって。でも、SNSを更新することでONE LOVE ONE HEARTを知ってもらえることもある。僕はオーディションに受かった時に「このグループに人生を賭けよう」と決めたので、「自分にできることは全部やっていこう」、「僕のSNSを通じてONE LOVE ONE HEARTを知ってもらうことが、僕ができる貢献だ」と思いながら更新し続けています。

一同:ありがとう!

相原:あむ(久昌)は「やめたい」じゃなくて、「やめたくない」ことがあるんじゃない?

久昌:ある! 僕、実家暮らしをやめたくないんです。実家が岐阜県なんですけど、今も実家暮らしをしていて。今日も6時半に起きて東京に来ました。メンバーのことも大好きなのですが、それと同じくらい家族が大好きなんですよね。でもそろそろ上京しなきゃとも思っていて。実家にいたら仕事の度に東京に来ることになるので時間もお金もかかるってわかっているんですけど、「上京したくない!」と思っています(笑)。

イーチ、久昌 歩夢、笹原 遼雅

ーー上京までの期間、実家暮らしを堪能しなきゃですね(笑)! そして、リード曲以外にも皆さんらしい楽曲がたくさん収録されていますが、その中でも「今の自分たちだからこそ歌えた」と思う曲はありますか。

相原:「バグっちゃうね」は、技術的な面で今じゃないとできないと感じる一曲ですね。男女でハモりながら激しいダンスをするのですが、衣装も硬いスーツなので難しくて。全員で試行錯誤したり、円になって歌の練習をしたり、解釈を合わせるために話し合ったり、すごく時間をかけました。多分、今までで一番時間をかけた曲だと思います。それはメンバーが一丸となって今まで積み重ねてきた技術がなければできなかったことです。

ーーたしかにテンポも速いですし、ハモりも難しそうです。

相原:そうなんです。しかも、「ハモりの部分はどっちもメインだから、ハモりだと思わないで歌って」と言われて。それでいて音量や空気を合わせなくちゃいけないので、すごく苦戦しました。

矢嶋:私は「はじまりのしるし」。この曲って、今の私たちが歌うからこそ、「ここから始まるぞ」みたいな感覚が出せているのかなって。もっと成長した時に歌ったらどのように表現できるのか、それも楽しみです。

ーー“青春感”が今までの皆さんの楽曲とは違うベクトルで表現されていますよね。

矢嶋:卒業ソングとして作っていただいたので、切なさと温かさの両方がありますよね。いい意味で不思議な気持ちになれる1曲です。

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