ILLIT、独占コメントと共に振り返る日本デビューの活躍 リリース・ライブ・テレビ出演で残した爪痕

ILLITが9月1日、待望のJapan 1st Single '時よ止まれ'をリリースし、日本デビューを果たした。昨年末の『第75回 NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への出演や、Japan 1st Digital Single ‘Almond Chocolate’が映画の主題歌として注目を浴びたことなど、すでにその存在は多くのリスナーに広まったと言える。しかし、日本でのフィジカルシングルとしての本格的なデビューは彼女たちにとって新たなスタートラインだ。そしてリリースからの1カ月、ILLITは日本の音楽シーンに確かな足跡を刻んでいる。日本人メンバーのIROHAは日本デビューについて「日本でシングルをリリースすることができて本当に嬉しいですし、これから日本でも活動する機会がもっと増えると思うので、とっても楽しみです!」と喜びを語る。
'時よ止まれ'における日本での活動期間は、約3週間ほどだったという。同期間については「韓国での活動と似ていながらも違う部分があって興味深かったですし、3週間ほど日本にいたのですが、短く感じました!」(YUNAH)、「新しい経験をたくさんできてよかったですし、また日本についてたくさん知ることができる時間でした」(MINJU)、「日本で初めてショーケースをしたり、バラエティの撮影もたくさんすることができて、とても楽しかったです!」(MOKA)と初めての経験を楽しんだ様子。また、「日本にいらっしゃるGLLIT(ファンネーム)の皆さんにたくさん会えて、とても不思議で良い時間でした。本当に新しい経験ができて嬉しかったです」(WONHEE)、「いろいろなステージやイベントを通して、日本にいらっしゃるGLLITの皆さんにたくさん会うことができて本当に楽しかったです! テレビの収録や大きなフェスティバルなど、新しい経験をたくさんすることができました!」(IROHA)と、日本にいるGLLITとたくさん交流できたことへの喜びもひとしおだ。
ライブは軒並みソールドアウト、日本で待ち望まれていたILLIT
'時よ止まれ'は、乃紫や紫今といった国内の注目アーティストが制作に参加し、K-POPのクオリティを担保した完成度と日本語詞ならではの親しみやすさが絶妙に融合した作品だ。タイトル曲「時よ止まれ」について「イントロの雄大ながらも清涼な部分が気に入っています」(YUNAH)、「かわいくてさわやかな歌詞とメロディーが夏によく合うと思います」(WONHEE)とお気に入りのポイントを挙げた通り、軽快なビートと透明感あふれるボーカル、青春の一瞬を切り取ったようなエモーショナルなテイストが光る。ILLITらしいポジティブでフレッシュな姿勢をそのまま音にしたようなナンバーは、ファン層を超えて幅広いリスナーに届いた。
また、収録曲「Topping」は「コーラス部分が好きです。中毒性があってかわいいと思います」(MINJU)、「歌詞もとてもかわいくてお気に入りです!」(MOKA)、「メロディーも歌詞もすごくかわいいので、お気に入りの曲です。手で簡単にできる振り付けもあるので、たくさんの方々に真似して踊っていただけたら嬉しいです!」(IROHA)と紹介してくれたが、繰り返し聴きたくなるメロディと真似したくなる振り付けはショート動画などでも広がりを見せていた。
結果、'時よ止まれ'はオリコン週間シングルランキング(9月15日付/オリコン調べ ※1 )で2位にランクイン、さらにBillboard JAPANの最新“トップシングルセールス”(9月10日付/※2)でも2位を獲得。また、タイトル曲は、総合ソングチャート“Hot100”(9月10日付 ※3)で4位に初登場した。さらに、同集計期間の“Artist 100”ではK-POPガールグループ唯一のTOP10入りを果たし、存在感を輝かせた。デビューシングルとしては快挙であり、日本における彼女たちのポテンシャルの高さを強く印象づけたと言っても過言ではないだろう。
日本人メンバーのMOKAは「日本での活動の本格的なスタートを作ってくれた、特別な作品になったと思います」と作品への思いを語ってくれた。


もちろん、ライブやイベントも大盛況。リリースを記念して行われた『Japan 1st Single '時よ止まれ' 発売記念ショーケース』では、サプライズで日本デビューお祝いのケーキと、Japan 1st Singleでコラボレーションした、ケアベアもサプライズ登場。会場を埋め尽くすファン、そして画面越しに見守る世界中のファンの熱気に包まれ、華々しい船出を演出。新曲のパフォーマンスに加え、トークやファンとの交流を通して、ILLITの等身大の魅力が伝えられた。
さらに勢いはとどまらず、『2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN』と題した2都市4公演のアリーナツアーを開催。4公演すべてで一般指定席が売り切れるほどの大盛況ぶりを見せた。「GLLITの皆さんの熱気が本当にすごくて、一人一人の表情を見ていて本当に幸せでした。特に『Lucky Girl Syndrom』の服を着たカップルの方が記憶に残っています」(MINJU)、「日本で初めての単独公演だったので緊張もしたのですが、たくさんの方が来てくださって、大きな声で応援してくださって、すごく嬉しかったです!」(MOKA)と振り返る。デビュー直後でありながらアリーナ規模を成功させた事実は、彼女たちの人気の裾野が確実に広がっている証だ。紫今や乃紫も駆け披露した新曲に加え、韓国オリジナルの代表曲、さらにはあいみょんや松浦亜弥、E-girlsなどといった日本の女性アーティストの楽曲も数多く披露し、国内外で積み重ねてきたパフォーマンス力を存分に示した。観客の歓声とオフィシャルライトスティックの光に包まれる光景は、ILLITがすでに「日本で待ち望まれていたグループ」であることを雄弁に物語っていたように思う。
















































