Bestted、3人の相乗効果で次世代を担うホープに 『サマソニ』でも反響を呼んだ新感覚のパフォーマンス

7月、次世代を担う3人組ユニット Bestted(ベスティッド)が本格始動した。本ユニットは、ソニーミュージックが世界を舞台に活躍するグローバルアーティストを発掘・育成するためにローンチしたプロジェクト『TORA PROJECT』に所属している。
Besttedとは“最上級”を表す「Best」に、“親友”を意味する「Besties」を掛け合わせた名前。『TORA PROJECT』という場所で出会い、ともに同じ夢を追いかけて努力し、世界へ大きく羽ばたいていく、強い絆で結ばれた大親友の3人にぴったりのネーミングだ。
メンバーは、EIJI、YUITO、Rennosukeの3人。2007年生まれの18歳で愛知県出身のEIJIは、2023年にソニーミュージックとJYPによるグローバルボーイズグループオーディション『Nizi Project Season 2』に参加し、ファイナルまで進出した実力者である。当時からJ.Y. Park氏にダンスNo.1と言わしめ、パフォーマンス力を高く評価されてきた。その後も『TORA PROJECT』の一期生として本格始動し、同プロジェクトのエース格として活躍。韓国語や低音ラップも得意とし、少数精鋭のBesttedではさらなる飛躍が期待されている。

YUITOは2007年生まれ、福岡出身の17歳。EIJI同様に『Nizi Project Season 2』に参加した。その後もSBS主催の韓国のサバイバル番組『UNIVERSE LEAGUE』に出演し、ファイナルにまで進出する。現在は『TORA PROJECT』の一期生としてプロジェクトを牽引し、スキルを伸ばし続けている。高いラップスキルやダンスの実力のみならず、愛嬌のあるキャラクター性など、彼にしかない持ち味でこのチームにスパイスを加えている。

2007年早生まれの18歳 Rennosukeは、ボーカルスキルとハイレベルなダンス力で『TORA PROJECT』でも頭ひとつ抜けた実力を持つ、同プロジェクトのニ期生だ。兵庫県出身の彼は『TORA PROJECT』のコンテンツやショーケースで関西の血を活かした持ち前のトーク力を発揮。パフォーマンススキルだけでなく、場を盛り上げるキャラクターでも注目を集めている。また、グループ内でも飛び抜けたファッショニスタであり、自身のSNSでも最新トレンドを押さえたスタイリングやコーディネート、日常を発信。デジタルネイティブならではの感性を駆使してグループの魅力を外へ広める存在でもある。

Besttedのパフォーマンスの魅力は、異なるバックグラウンドを持ちながらも、同じ夢に向かってスキルを身につけてきた3人の個々の強みがしっかりと噛み合っていること。そして、全員がそうした各々の得意分野でチームの太い柱となっていることにある。例えば、エッジの効いた艶のある歌声を持つEIJIのボーカルスキルは、楽曲に象徴的なアクセントを生むスパイスの役割を果たす。一見真面目で大人しい性格だが、ひとたびステージに立てば、その恵まれた体躯から繰り出される天性のダンススキルと華やかな存在感で、観る者を魅了するスター性をすでに備えている。EIJIは、精鋭揃いのBesttedにおいても核となっていくことだろう。
YUITOは、3人の中でもビートやサウンドへの一際高いアプローチセンスを持ったエンターテイナーではないだろうか。クールな表情ながら、無駄のないダンス、音を踊らせるような身体の使い方、ジャスティン・ビーバー「Baby Feat. Ludacris」のカバーでも見られたような甘い歌声……と、ユニットでパフォーマンスしても思わず目を惹かれる存在感を放っている。中音域の変幻自在なボーカル力とどんな楽曲やコンセプトにも適応できる器用さを併せ持つYUITOは、EIJIとRennosukeを繋ぐ見えない糸のような役割を果たしているようにも思える。
Besttedの3人はユニット発足以前に、『TORA PROJECT』初のオリジナル楽曲「SNooZe」を歌唱している(3月の『TORA PROJECT 2nd SHOWCASE 2025』でも披露)。ラップが映えるクールなビートに乗せて3人のダンススキルが爆発する「SNooZe」だが、Rennosukeはサビ前にも見られるようなファルセットを用いた高音すらも、難なく歌えるスキルを備えたボーカリストである。また、彼が生まれながらに持つ関西の血も、パフォーマンスに好影響を及ぼすだろう。その証拠に、2024年8月に公開されたSEVENTEEN「파이팅 해야지 Feat. 이영지」のカバー動画では、エンタテインメント性を全開にしつつ、コメディ風の表情やダンスで魅了していた。歌・ラップ・ダンスなど、総合的な音楽的スキルで培ったリズム感やグルーヴ感を最大限に活かし、こうした独自の強みも兼ね備えるRennosukeは、今後もBesttedのパフォーマンスを拡張する存在として成長していくと思う。
ファッションへの関心や幅広い音楽性、バンドサウンドをも乗りこなすステージでの強さを併せ持ち、近い将来のデビューを待ち遠しく思うほどの完成度で研鑽を続けている3人。個性もバックグラウンドもバラバラだが、誰がセンターに来ても説得力しかない、一人ひとりが異なる色の華を持つ彼らが3人揃った時、このユニットは爆発的な相乗効果を起こすことだろう。
しかしながら、ステージを降りれば18歳という青春真っ只中の年齢であることも、彼らにとっては最大級の強みとなると思う。全員が、若くして積み重ねてきた努力や挑戦、経験の数と質が並大抵ではないからこそ、ステージ上で確立されつつある大人びた雰囲気と、普段の人間味あふれる姿との間にもギャップが感じられ、一層応援したい、これから成長していく姿を見守りたいと思わせてくれる。この3人なら、現代のダンス&ボーカルシーンでも一線を画した、次世代のホープとなっていくに違いない。
Besttedは8月17日、『SUMMER SONIC 2025』(以下、『サマソニ』)に若手アーティストの登竜門「出れんの!?サマソニ!?」枠で出演した。初めて彼らを目撃する観客も多くフロアを占めた今回のステージでは、3人が揃った瞬間に生まれる瞬間風速の勢いと、パフォーマンスの質の高さに注目が集まった。10代ならではの爽やかさや初々しさはもちろんのこと、鍛錬を重ねてきたそのダンス&ボーカルの実力は、きっと初めて観た人の心にも衝撃を与えたはずで、新たな“推し”との出会いのきっかけになった人もいるだろう。実際、バンドセットで披露された本番のステージについて、SNS上では「あんなの見たことない。既存のカテゴリーにハマらない」「今までにない新感覚」「あまりにもすごかった…言葉が出ない」「最高にかっこよかった!」「次のワンマンライブも楽しみすぎる」といった熱い感想や、各メンバーのスキルを賞賛する声も多く飛び交い、この大舞台で確かな感覚を掴んだ様子だった。
『サマソニ』を経た彼らは、9月25日にLIQUIDROOMで『1st SHOWCASE』を開催する。このステージでは彼らのパフォーマンスの真価をさらに深く味わうことができるだろう。
ファンからの熱い声援を受けてついに始動したBestted。彼らを追い続けていた方も今知ったばかりだという方も、『サマソニ』で彼らに出会ったという方も、『1st SHOWCASE』で、ぜひそのステージを目撃してほしい。
◾️ライブ情報
『Bestted 1st SHOWCASE』@LIQUIDROOM
OPEN 18:00 START 19:00
ADV ¥5,000(税込・ドリンクチャージ別)
チケット購入:https://eplus.jp/sf/detail/4371010001?P6=001&P1=0402&P59=1
Bestted 公式Instagram:https://www.instagram.com/bestted_official/
Bestted 公式TikTok:https://www.tiktok.com/@bestted
Bestted 公式X:https://x.com/besttedofficial





































