レイニ、『愛の、がっこう。』主題歌や『グラスハート』で見せた存在感 德永英明を父に持つ謎めいたシンガーを大解剖

一方で、レイニは役者としてもそのキャリアを着実に重ね続けており、Netflixドラマ『グラスハート』では菅田将暉演じる真崎桐哉と音楽ユニットOVER CHROMEを組む有栖川真広役を熱演。菅田のみならず、佐藤健や志尊淳などといった今をときめく俳優陣と肩を並べ演技に没頭する姿は、劇中でのミステリアスな佇まいとともに、彼のことを知らない層にも届き始めている。初インタビューでこそ「よく『演技と歌うことは似ているところがある』みたいな話を聞くんですけど、今の僕にとってはだいぶ違うものだと感じていて」と述べていたレイニだが、『グラスハート』を経験したことは彼自身にとっても大きな刺激となったはず。特に同作は音楽を題材にした作品ということもあり、もしかしたら今後の表現に何らかの影響を及ぼすのではないか、と期待もしている。
メジャーデビュー以降、イベント出演という形でライブ経験も積み重ねているレイニ。現在は1stアルバムに向けて準備を進めているとのことで、「まだ挑戦したことないタイプの楽曲にも取り組んでみたい」という本人の発言からもわかるように、メロウなミディアムナンバーやバラード以外のジャンルに着手する可能性も高い。
そんな中で突然届けられたのが、9月12日配信リリースの新曲「Flower」だ。この曲はレイニ自身も作詞作曲に携わっているほか、共作&アレンジで大阪出身の気鋭シンガーソングライターShow Chick Boyが参加。ニュージャックスウィングをテーマに持つ、レイニにとって新境地とも言えるダンサブルな楽曲に仕上がっている。NewJeans以降再び盛り上がりを見せているニュージャックスウィングを取り入れたことも興味深いが、バラード系の楽曲で本領を発揮してきたレイニがここで艶やかさに満ちたボーカルで存在感を示していることも新たな発見ではないだろうか。
この新曲を筆頭に10月、11月と3ヶ月連続での新曲配信も予定されているとのことで、その先には来たる1stアルバムも控えているのだろう。おそらくこのアルバムはメジャーデビュー元年の2025年で得た経験の、最初の集大成と言えるものになるはずだ。そういう意味では、同作が完成したときこそ“アーティスト”レイニは本格的な第一歩を踏み出すことになる。その稀有な存在感を持つ歌声に浸りながら、レイニというアーティストがここからどんな未来を描いていくのか注目していただきたい。
※1:https://realsound.jp/2025/01/post-1903585.html
※2:https://realsound.jp/2025/07/post-2107002.html

■リリース情報
「Flower」
9月12日(金)配信リリース
配信リンク:https://Reini.lnk.to/Flower
作詞作曲:レイニ, Show Chick Boy
編曲:Show Chick Boy
※3カ月連続リリース第1弾
第2弾楽曲「アコガレ」
10月中旬配信予定
作詞作曲:レイニ
編曲:TAAR
第3弾楽曲「Night Circus」
11月中旬配信予定
作詞:栗原暁(Jazzin’park)
作曲:久保田真悟(Jazzin’park)、栗原暁(Jazzin’park)
編曲:久保田真悟(Jazzin’park)
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