櫻井翔から学ぶ、後輩から慕われる術 上田竜也や髙橋海人も賞賛する“先輩力”
8月21日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系※以下、『夜会』)では、「プラン完璧主義とプラン通りにいかない人」をテーマにオンエア。櫻井翔がKing & Princeの髙橋海人とともにスタジオで調理を行う企画も予定されている。
スタジオオフショット公開📸
今回は…「プラン完璧主義とプラン通りにいかない人」櫻井さん&髙橋さんがスタジオでクッキング🍳
夜会では恒例⁉️櫻井さんがお手伝い👏
しっかりアシスタントできるかな?👀紀香さんからのお土産も🕶
21日よる9時40分から!📺
いつもより時間が早いので要注意です⚠️ pic.twitter.com/LQlYk4TZ1k— 櫻井・有吉THE夜会★木曜よる10時〜【公式】 (@theyakai) August 18, 2025
櫻井と髙橋といえば、今年3月に放送されたKing & Princeの冠番組『キントレ』(日本テレビ系)での共演が記憶に新しい。番組公式Xでは、OA未公開映像として櫻井にKing & Princeの2人が率直な質問を投げかけるシーンもあった。
髙橋が「ニュースのキャスターとかもやられたりとかして。時間軸どうやって生きてるんですか?」と問う。そして「櫻井くんみたいな人間って、お風呂入る、トイレ入る、歯磨く、ニュース出る……これ、あるわけじゃないですか」と天然っぷりを発揮したものだから、思わず櫻井から「いやいや一緒じゃない、一緒じゃない。トイレと歯磨きと(ニュースに出るは)並列じゃないから!」とツッコミが入って笑いが起こった。
とはいえ、この可愛らしい質問に真剣に答えるところが櫻井の誠実さ。『news zero』(日本テレビ系)の生放送に出演する月曜日の夜のスケジュールを丁寧に説明していく。当日は19時半からの打ち合わせ、オンエアする映像にナレーションをつけるなど様々な動きをした後に、23時からの生放送を迎えるという。
すると髙橋から「そっか、夜ですもんね、櫻井くん。じゃあ、遅寝とかするんですか?」と次なる質問が飛ぶ。櫻井は「そこに合わせにはいかない」と明快に答えながら「いってる? 朝早いとき、早めに寝てる?」と髙橋に話を振った。「いや、いってないっすね」という髙橋の答えに「いってないよな〜? 一緒、一緒!」と寄り添うのだった。
髙橋の無邪気なおっとり発言を受けて、少し振り回されるようにして笑いを誘ったり、本人が納得するように真摯に答えたりと、櫻井の面倒見の良さが垣間見えるやり取りが印象的だった。今回のオンエアでも、きっとそんな微笑ましいコンビネーションが見受けられるのではないかと期待が高まる。
櫻井といえば、その度量の深さで多くの後輩たちを魅了してきた。有名なのが、上田竜也、増田貴久(NEWS)、菊池風磨(timelesz)、千賀健永、藤ヶ谷太輔(ともにKis-My-Ft2)、中間淳太(WEST.)からなる櫻井を慕う後輩グループ。通称「アニキ会」と呼ばれる面々だ。なかでも、ひときわ櫻井に熱いリスペクトを寄せているのが「アニキ会」の若頭とも呼ばれている上田だ。
今年5月24日放送のレギュラーラジオ『上田竜也のPirates Radio』(BAYFM)でも、器の大きい人といえば「これはもう櫻井翔くんだと思います」と即答。「後輩にも気を遣っていただける。そこがとにかく、すごい! 勉強になる。“あ、こういうことされたらそりゃ後輩は嬉しいよな。そりゃ慕うよな”って」と熱弁をふるっていた。
「琳寧も言ってた。“上田くんが翔くんを尊敬する理由がわかりました“って」と、先日ごはんに行ったというジュニアの後輩であるの菅田琳寧(B&ZAI)の名前を出して、さらにその主張を強めていく。そして「受け継いでいきたいですよね。いいところっていうんですか? 自分がやってもらって嬉しいことは、どんどん後輩に。俺はつなげていきたいなって思っています」と続けた。
これほど上田が櫻井に対して尊敬の念を抱くようになったきっかけを、8月18日放送の生放送バラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)でも言及していた。櫻井との付き合いは「10年くらい前から」と回顧した上田。もともと「先輩とか後輩とか、正直他人だと思って生きてきたんですよ」「同じ事務所にいたとしても、何か話せるわけでもないし」と、どこか冷めた気持ちで活動を続けてきたという。
「敵」と言うほどではないけれど、結局は1人。そんな考えの自分だからこそ、先輩たちには嫌われているだろうとも思っていたのだとか。しかし、KAT-TUNのメンバーが続々と抜けて「メンタルが落ち込んでた」タイミングで、櫻井が親身になって話を聞いてくれたのだと振り返る。
「あ、こんなに俺に優しくしてくださる方がいるんだ」「先輩が話しかけてくれる、話を聞いていただけるだけでも、こんなに嬉しいんだ」と気付かされ、そこから先輩と後輩という関係性への考えも変化していったという。
KAT-TUNが解散を発表した際も、櫻井と多くのステージをともにした堂本光一(DOMOTO)の2人から連絡が来たそう。そうした細やかな連絡は、多忙な日々の中でも自分のことを気にかけてくれているのだと誰もが嬉しくなる瞬間だ。ましてや、櫻井に関してはバラエティに報道、ドラマの主演……など、同じ世界にいるはずの高橋が「どうやって生きてるんですか?」と聞かずにはいられなかったほどの多忙ぶり。
そんな忙しい合間をぬって、後輩のために一肌脱いだエピソードも多数。個人的にはKAT-TUNの『LIVE TOUR 2019 IGNITE』に櫻井が駆けつけ、上田のソロ曲「百花繚乱」のタイマンラップバトルにサプライズで参戦した話は何度思い返しても胸が熱くなる。当時の映像をInstagramにアップした上田が、ハッシュタグで「羨ましいか?」と添えているところも含めて愛らしいエピソードだ。
このサプライズを実現させるためには、ライブ当日のスケジュール調整に加え、披露できるレベルまでラップを練習する必要があったはず。しかし櫻井はそうした大変さをひとつも感じさせることなく舞台に立ち、後輩が遠慮せずに喜びを表現できる雰囲気をつくった。
粋で、真面目で、愛情深い。そんな櫻井だからこそ、年々慕う後輩が増えていくのだろう。上田と同じ熱量で「やっぱりすごい!」と言わずにはいられないような、櫻井の「愛される先輩」像がこれからも次々に見つかっていくことを楽しみにしている。

























