『Hi! JO1』復活でJAM歓喜! JO1、ファンに癒しと活力を与える変わらない安心感

 JO1のYouTubeコンテンツ『Hi! JO1』SEASON4の第1回目が、8月8日に公開された。『Hi! JO1』は4月4日に公開された「'BE CLASSIC' 特別編 (後編)」以来、約4カ月ぶりの復活となった。

[Hi! JO1] EP.91 🌹カッコよくてごめん。🌹

 この企画は、2022年1月からスタートしたJO1のYouTubeコンテンツ。「様々な活動を展開しているJO1の隠れた魅力を届けていく」というコンセプトのもと、これまで約100本の動画が公開されてきた。しばらく休止状態となっていたが、8月4日に『Hi! JO1』SEASON4のティザー映像が公開。JAM(ファンの呼称)からは「おかえり」「待ってたよ」といった温かい言葉がコメント欄やSNSに溢れ、改めて『Hi! JO1』が人気コンテンツであると感じられた。『Hi! JO1』は、なぜここまでJAMに愛されているのだろうか。

 最大の理由は、『Hi! JO1』でしか見られない、わちゃわちゃしたメンバーの姿だろう。ライブや音楽番組でのJO1は、美しい声を響かせながらシンクロダンスを披露している。ステージに立つ彼らはクールな雰囲気を纏っており、どこか近寄りがたい空気すら感じてしまうかもしれない。しかし『Hi! JO1』では、メンバーの素に近い姿や思わぬ一面が収められており、ステージとのギャップを知ることができるのだ。

 過去には、かくれんぼ、鬼ごっこ、絵本作りといったほっこりする遊びから、クリスマスパーティーや鍋パーティーなど彼らの日常を切り取ったような一幕から、さらには早弁対決、学力テスト、サバゲー対決、運動会といった本気の勝負事まで、幅広い企画を展開。画面を通してJO1メンバーの個性が届けられ、何事も全力で楽しむ彼らの姿に、JAMは元気をもらってきた。

 また、動画が金曜日の20時に公開されるのも、『Hi! JO1』が愛される理由のひとつだろう。土日が休日の人にとっては1週間頑張った自分への癒しに、土日こそ頑張るという人にとってはその活力になっているに違いない。テレビやステージ上では見られない、リラックスしたJO1に会える場所――それが『Hi! JO1』なのだ。

 そんな『Hi! JO1』で、久しぶりに公開された動画のタイトルは「カッコよくてごめん。」。振り向くと同時にカメラに向かってカッコいい一言を言う「振り向きカッコいい選手権」、「今日仕事で失敗しちゃって…」というメッセージにいかにカッコよく返信するかを競う「カッコいい返信選手権」、指輪ではなく納豆のおもちゃでプロポーズをする「どんな物でもカッコよくプロポーズ選手権」という3つのテーマで競い合い、メンバーの中で誰が一番カッコいいのかを決める「JO1イケメン選手権」が開催された。

 勝負は、川尻蓮の「本当に“カッコいい”だよね? 裏切んなよ?」の言葉からスタート。序盤はいい滑り出しを見せていたが、そのままでは終わらないのがJO1。次第にボケに走るメンバーが現れたり、最後まで真っ直ぐ“カッコいい”に挑み続けるメンバーがいたりと様々。だた、そんなハチャメチャともとれる空気の中で誰がどんな回答を出そうと、全員が互いを肯定し合う。4カ月の間を開けてもこれまでの『Hi! JO1』と変わらない、メンバーの楽しそうな空間が映し出されていた。

 その姿にJAMはコメント欄で「実家に帰ってきた感」「みんな笑っててしあわせすぎ」「帰ってきてくれてありがとう」「このわちゃわちゃが好き」と反応。久しぶりの『Hi! JO1』を思い切り楽しんでいるように感じられた。

 2025年はワールドツアーをまわり、念願だった東京ドーム単独公演を成功させたJO1。『Hi! JO1』のスタート時と比べ、彼らの存在感は確実に大きくなっている。それでも『Hi! JO1』で見せる姿は変わらない。どんなに忙しくなっても、どんなにグループが大きくなっても、変わらない安心感が『Hi! JO1』の魅力なのだと思う。わちゃわちゃしながら何気ないことで大笑いするJO1を見られるだけで、JAMは幸せなのだ。これからどのようなコンテンツが公開されるのか、楽しみに待ちたい。

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