YOASOBIの熊本公演を超望遠レンズ&生成AIで撮ってみた 『Galaxy S25 Ultra』最新機能を本音レビュー

YOASOBIにとって初となるホールツアー『YOASOBI HALL TOUR 2025 WANDARA』が、7月13日に熊本城ホール メインホールからスタートした。11月の沖縄公演まで続く、これまでにYOASOBIがワンマン公演を行ったことがない地域を含め国内40公演を巡る長期間のツアー。計4公演を行った今回の熊本であれば1週間近く滞在し、メンバーがその土地を観光しながら堪能するというのが目的であり、ツアーの特徴のひとつになっている。
そんなライブを楽しめる招待チケットの抽選キャンペーンが行われていたのを知っているだろうか。それが、貸し出されたスマートフォン『Samsung Galaxy S25 Ultra』でライブを撮影しながら、革新的な機能を体験できるというプロジェクトだ。一般に先駆けて、メディア向けの体験ツアーが組まれ、筆者は7月16日に開催されたYOASOBIの熊本公演、さらに翌日には会場近くにある熊本城観光まで、いわゆる“ライブ遠征”を満喫した。旅の記録とサポートをしてくれたのは、『Samsung Galaxy S25 Ultra』。本稿では、その2日間を振り返りながら、『Samsung Galaxy S25 Ultra』に触れた感想を記していきたい。
『Samsung Galaxy S25 Ultra』で撮影した写真をすべて見る


今回のツアーでは、一部公演地にてイベント企画『WANPAKU MATSURI』が開催されている。公演チケットを持っていないファンも会場周辺を楽しんでもらいたいというYOASOBIメンバーの思いから実現したお祭りで、熊本公演の初日と最終日には、会場と隣接するくまもと街なか広場のLEDビジョンにて、ライブのパブリックビューイングが行われた。ほかにも九州・熊本グルメやYOASOBIビッグガチャ、YOASOBIオリジナルフレーム プリントシール機といったYOASOBI関連ブースも数多く展開されており、『WANPAKU MATSURI』だけでも十二分に楽しめる内容となっている。筆者もAyaseとikuraが監修したYOASOBIカレー(「Ayase監修 ピリリとマロロの閻魔さまもご機嫌カレー」をチョイス)を食べたり、ツアーグッズを購入したりとライブ前からイベントを満喫した。


中でも、『WANPAKU MATSURI』で『Samsung Galaxy S25 Ultra』が大活躍した一幕がある。それが、YOASOBI 電飾看板での記念写真だ。初の配信限定ライブ『KEEP OUT THEATER』などで使用したファンにはお馴染みの実寸大YOASOBI 電飾看板を展開しているのだが、常に長蛇の列。看板と一緒に記念写真を撮るためには並ぶのは必須となるが、看板だけでもいいという場合には、『Samsung Galaxy S25 Ultra』の生成AI編集がシチュエーションにマッチする。生成AI編集とは、画像を分析することで、不要な写り込みや影を瞬時に消去することができる機能。消去したいオブジェクトをクルッと丸で囲むと自動で判別し、映っていない消去や移動したものの背景部分まで補完してくれるのだ。

看板の両脇でタオルを広げて撮影している、くらいの写真であれば、人がどこにいたか分からないレベルで消去してくれる。看板の大部分が被ってしまっていたら補完は難しいようだが、少しくらいであればまったくもって余裕だった。たとえば、日本武道館や東京ドームの前など、ライブによく行くファンであればこういった場面は多く遭遇するもので、シャッターチャンスを考えずに「あとでAI編集で消去すればいいか」と思えることは、ライブ前という1分、1秒を大事にしたい時にかなり大きいことである(ただし、判別のために写真の左側に「AIで生成されたコンテンツ」と印字される)。
19時、いよいよライブが開演。筆者も購入したグッズTシャツを着て、1時間半のライブを楽しんだ。ツアーはスタートしたばかりなので内容には触れられないが、昨年11月に結成5周年を記念して行われた初のドーム公演『YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024 “超現実”』を経た、ホールという会場で行う意味のある、ファンとの距離の近い公演であるように思う。

筆者に用意されたのは、2階の最前席。会場の公式サイトにある平面図から試算するに、ステージまでの距離はおよそ25mといったところだろう。『Samsung Galaxy S25 Ultra』は、広角カメラが約2億画素(200MP)、超広角カメラが約5000万画素(50MP)、光学5倍望遠カメラが約5000万画素(50MP)、光学3倍望遠カメラが約1000万画素(10MP)という驚異的なカメラ機能を搭載している。光学5倍望遠カメラが約5000万画素(50M)での最大100倍ズームを試すまでもなく、超望遠レンズを使って、15〜18倍近くでメンバーを捉えたソロショットを、5〜10倍で複数名でのステージを収めることができた。


広角カメラが約2億画素(200MP)の広角カメラで全体を撮影して、後からトリミングするという選択もあり。その場合だと、筆者の席からはどうしても会場カメラが映り込んでしまったが、そんな時は生成AI編集を使えば解決する。YOASOBIのライブはスマホでの写真撮影は参加者全員が可能ということで、SNSを見ていると主に1階前方から撮影した鮮明な写真が多く上がっているが、2階からでもメンバーのソロショットを狙えるのは『Samsung Galaxy S25 Ultra』の強みだろう。


かこって検索、Galaxy AI……観光でも役立つ『Galaxy S25 Ultra』の機能
翌日は、会場近くにある熊本城へ。日本三名城のひとつに数えられる、日本を代表する城郭で、公演のMCでAyaseも訪れたと話していた。2016年に起きた地震での被害がいまだ石垣に見受けられる。AyaseがSNSにアップしていた顔ハメパネルにテンションが上がりつつ、熊本城に超望遠レンズを向けてみると、瓦に刻まれている桔梗紋まではっきりと確認することができた。


天守閣に上がってみると、熊本の街並みを一望でき、ここで初めて100倍ズームが本領を発揮した。熊本郷土のデパート・鶴屋百貨店の屋上で、人がテーブルに座っているのを発見したのだ。肉眼では到底見つけることのできない、双眼鏡にカメラが付いたような役割も果たすことができる。

また、熊本城では画面に表示されている内容に関する情報を素早く検索できる「かこって検索」、集合写真撮影でひとりだけ目をつぶってしまった時でも、複数の表情を押さえることで、AIがその人のベストショットを探し出し、表情だけを入れ替えることができる「モーションフォト&ベストフェイス」といったGalaxy AIを使った機能を活用しての観光を楽しんだ。
プレスツアーを終えて感じるのは、今使っているスマホには戻れないということ。これは一緒に参加していたほかメディアの方々も言っていたことだが、『Samsung Galaxy S25 Ultra』のあらゆるスペックがすごすぎて、自分のスマホが物足りなく感じるだろうなとツアー途中から予感していた。筆者が使っているのは、望遠レンズが付いていないシングルカメラの『iPhone SE(第3世代)』ということで、比べるのも申し訳ないほどに、実力の違いを肌で感じている。
冒頭で先述した抽選キャンペーンでは、9月以降に開催される全28公演が対象となっている。合計で56組112人が招待され、すでにSNSには当選の報告ポストが散見される。まずはライブを全力で楽しみながら、『Samsung Galaxy S25 Ultra』で目の前に立っているYOASOBIの姿をそのカメラに捉えてほしい。

























