SixTONES 森本慎太郎、“大胆さ”の裏に溢れるグループ愛 誕生日を機に声優・俳優でも活躍の1年を振り返る

 今年でグループ結成10周年を迎えたSixTONES。2025年のリーダーでもある森本慎太郎が、7月15日に28歳の誕生日を迎える。

史上最速来日を果たしたブラピと森本慎太郎が直接対決!果たして勝負はいかにー?!|映画『F1®/エフワン』大ヒットぶっちぎり上映中!

 今年1月に行われた『第48回日本アカデミー賞』では、2024年公開の映画『正体』で演じた野々村和也役が高く評価され、「新人俳優賞」を受賞したのに加えて、「話題賞」の俳優部門にも選出されるなど、20代を代表する俳優の一人としてその名を轟かせた。直近では、ブラッド・ピットの主演作、6月27日公開の映画『F1/エフワン』の日本語吹き替え版で、主人公のソニー・ヘイズと敵対するルーキー、ジョシュア・ピアス役で声優に初挑戦するなど、様々な分野でその活躍ぶりが光る。

 主演のブラッド・ピットが来日した際には、森本がホストとして彼を出迎え、日本のゲームセンターをナビゲート。森本は「そんなことあるの? そんなこと経験していいの?」とこぼすなど、緊張と興奮が同時に押し寄せていた様子だったが、ブラッド・ピットの姿が見えると森本から声をかけ、固い握手を交わした。緊張している様子ではあったが、終始明るく元気に接する姿は立派だった。声優に初挑戦したのに加え、こうしたコンテンツを通して、同世代を筆頭に幅広い世代と映画作品をつなぐ役割も果たしたのではないだろうか。

 また、本作のジャパンプレミアに登壇した際に「型破りなエピソード」について聞かれると、アマゾン旅行を計画していることを発表した。SixTONESの冠ラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送/6月21日放送回)でも同様のことを話しており、当初予定していたエリアがいわゆる“アマゾン”ではなく、南米のジャングルであることが発覚すると、嘘をつきたくない森本は旅程を変更して本物のアマゾンを目指すことに。渡航にあたってはワクチン接種をして挑むといい、プライベート旅とは思えないこのダイナミックさがなんとも森本らしい。

 『大悟の芸人領収書』(日本テレビ系/6月16日放送回)に出演した際にも、ダイナミックさはそのままに、エピソードトークでも楽しませた。森本が将来の夢は「アメリカの経営者」だと、誰もが想像していなかったであろう角度から興味を引き、続いてSixTONESメンバーで行った結成10周年のお祝いの食事会代金、30万円の領収書を提示。結果的に差し戻しになったものの、MCの大悟らお笑い芸人に敬意を払いながら、さすがのトークスキルでその場を盛り上げた。

 一方、かねてから出演している『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)では、当初は助っ人という立ち位置だったが、今ではすっかり主力メンバーの一人として力を発揮している。7月6日放送回では、開拓から3年目となる福島県大玉村で田植えを行っていた。森本もこの番組での田植え歴は5年目を迎えた。この番組をきっかけに小型船舶免許1級や潜水士免許の資格を取得したほか、2022年の放送では操縦免許を取得し、掘削用建設機械のユンボに乗って登場して驚かせたことも。しかも、その免許の取得理由は、番組の核である城島茂の負担を軽減したいという思いからだった。一時的なパフォーマンスではなく番組や人を思い、そして“思う”だけではなく実際に行動に移す。そんな森本のあたたかい心と行動力に触れるたびに、自分もそうありたいと思う視聴者も少なくないはずだ。

 前述のラジオを筆頭に、度々スケールの大きいエピソードが登場するのだが、森本はファン思いであり、会員制ブログなどを通して積極的にファンの声に耳を傾けている。結成10周年を迎えたことを記念して、毎月6日にメンバーがひとりずつ登場し生配信を行う企画では、そのトップバッターを務めた。時折恥ずかしがりながらも様々な質問に答えていく中で、“スト担”という言葉も聞こえてきた。SixTONESが大好きだと公言している森本。好きだからこそ、好きでいるために努力しているであろうストイックな一面も垣間見える。

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