BOYNEXTDOOR、“ライブアーティスト”としての強さが証明する世界ヒットの理由 日本単独アリーナ公演を観て

 アンコールでは、ONEDOORの大合唱とともに「Serenade」をパフォーマンス。その後、本公演ラストのMCでメンバーからONEDOORやコンサートへの想いが語られた。「ツアーを始めたのが数日前のことのよう」と語り始めたTAESANは、「忙しい毎日に疲れた皆さんに、僕たちのエネルギーとパフォーマンスが色あせない大切な思い出になることを祈っています」とコメント。今回のステージはとても緊張したというSUNGHOは、その理由を恋人に会う気持ちと重ね、「久々に(ONEDOORという)好きな人に会ったからドキドキしちゃっているみたいです」と笑顔を見せた。JAEHYUNは、「皆さんと一緒にいる時間がいちばん大切」「(ONEDOORは)間違いなく僕の原動力」「もっとたくさんのONEDOORに会いたいです。本当に愛していますよ!」とファンへの愛情のこもった言葉を紡いでいく。そのコメントを受け、「JAEHYUNさん、ヤバいですね。めっちゃ感動しました」と語り始めたLEEHAN。彼は好きな水族館とONEDOORを天秤にかけたらONEDOORを選ぶというたとえ話を語ったのち、「それだけ今回のツアーが幸せだった」「いつも僕を笑顔にしてくれてありがとうございます」と感謝の気持ちを述べる。RIWOOは「また会う日まで、(ONEDOORの)一日一日が幸せであってほしい」とコメント。最初にファンへの感謝の気持ちを元気よく告げたWOONHAKは、「皆さんの大きな歓声が僕の心を満たしてくれた」「これからもひとりも欠かすことなく、398年を過ごしましょう!」とONEDOORとの永遠の絆を確かめた。

 ONEDOORとともに日産スタジアムにも行きたいと大きな夢を語ったあと、「皆さん、400年一緒にいましょう!」というかけ声から、メンバー全員が作詞に参加したファンソング「400 Years」を披露。観客がスマートフォンのライトをつけ、無数の星がまたたいているような会場のなかで歌声を響かせた「So let’s go see the stars」に、ダブルアンコールとして重く響くビートが印象的な楽曲「I Feel Good」をパフォーマンスして、アンコール公演の初日を終えた。

 メンバーの圧倒的なエネルギーとパフォーマンスにかける想い、ファンへの想いが、ONEDOORの高い熱量と交差していた今回のコンサート。デビュー3年目というキャリアの今、ライブアーティストとしての強さをここまで見せてくれるグループも、ほかに類を見ないだろう。こうした空間を作り出せる6人だからこそ、BOYNEXTDOORは今、韓国や日本、そして世界で多くのファンから支持される存在となっているのだ。

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