草彅剛、10年ぶり『FNS歌謡祭』凱旋で見せる“相棒・ギター”との絆と挑戦 ロックな勇姿への期待
草彅も今回の『FNS歌謡祭』へのオファーについて「最初はお断りしたんです。僕が1人で歌ってギターを弾く…無理だと思って」(※1)と明かしていたほど緊張した様子。しかし「やれるだけやってみたいという気持ちが沸き起こって、頑張ってみようと思い、出演を決断しました」と自分を奮い立たせたという。その背景には、香取が『2024 FNS歌謡祭 第2夜』にソロアーティストとして出演していた姿を見たときの感動が大きかったようだ。
香取は、『週刊文春WOMAN』2025夏号(文藝春秋)のインタビューにて、テレビの音楽番組に出演することについて「YouTubeは知りたいものを見せてくれるけど、テレビは知ろうとしていなかったものとの出会いもくれる」と語っていた。グループを辞め、ソロで音楽を続けていたことを、配信をチェックしていない人たちは知らないはずだ、とも。だからこそ「テレビに出ることで、そういう方たちに『慎吾ちゃん、まだ歌って頑張っているんだね』と知ってもらいたいという気持ちがあるんです」という。
彼らほどの知名度になれば、もはや知ってもらって当然という気持ちになってもおかしくはない。しかし、そうは思わない。どんなにキャリアを重ねても「知ってもらいたい」と視聴者に寄り添う。だからこそ、ずっと「慎吾ちゃん」と呼ばれる親しみやすさが続いているのだろう。
今回の出演で、きっと「つよぽん、まだ歌って頑張っているんだね」と多くの人が知ることになる。そして草彅自身も「これまでの経験を自信に変えて、いちアーティストとして頑張りたい!」と新たな音楽活動への意気込んでいるコメントにもワクワクさせられた。願わくば、これを機に「STAY WITH ME」をはじめとした草彅のオリジナル曲を繰り返し楽しめる仕組みも整えられてほしいものだ。
『FNS歌謡祭』という思い出の場で、アーティストとしての新たな道を切り拓く。7月2日は、そんな草彅のロックな勇姿が見られることを楽しみにしている。
※1:https://contents.atarashiichizu.com/?p=26764

























