J-HOPE、JINとJUNG KOOKも駆けつけたBTSデビュー記念日の一夜 「メンバーは僕にとっても大切な存在」
アンコールでは、J-HOPEが「ARMYの皆さん、心の準備はできましたか?」と尋ねると音楽が始まり、「Spring Day」をパフォーマンス。冒頭部分をJ-HOPEが歌うと、ステージにJINが登場し、伸びやかな高音域の歌声を響かせる。本日2人目のBTSメンバーの登場に、観客は大いに盛り上がり、会場には楽曲に合わせて揺れるペンライトがキラキラと星空のように輝いた。
「We are back!」とJ-HOPEが叫ぶと、「J-HOPEさん、とてもかっこよかった」という言葉を発するJIN。J-HOPEも「とても感動した」と語り、時折冗談も交えながら、ふたりのあたたかなトークが進んでいく。J-HOPEが「せっかくなのでもう一曲、何かやりますか?」と茶目っ気たっぷりな笑顔で話しかけると、それにJINも応じ、ここでJINの最新のソロ曲「Don't Say You Love Me」を披露。その後、「Jamais Vu」が始まり、J-HOPE、そしてJUNG KOOKがステージに登場。この楽曲でJINとJUNG KOOKの歌声、J-HOPEの低く響くラップが混ざり合った瞬間、心の芯が震えたARMYも多かったのではないだろうか。曲が終わって3人が歓び合う姿――その時、会場に大歓声が響き渡ったことがその証左だ。
アンコールのラストは、J-HOPEが「= (Equal sign)」「Future」「NEURON (with Gaeko, yoonmirae)」を駆け抜けるようにパフォーマンス。ラストは花火や紙吹雪の演出もあり、最後まで観客を楽しませ、公演は大団円を迎えた。
圧倒的な実力のダンスとラップで魅せ、飾らない人柄が滲み出たMCでファンの心を惹きつけたJ-HOPEのステージ。公演は約3時間にわたって行われたが、始まりから終わりまでが本当にあっという間だと感じられるほど濃密なコンサートだった。J-HOPEというソロアーティストのさらなる活躍を祈りながら、BTSのカムバックにも期待を寄せたい。