LUNA SEA、“覚悟の夜”を経た結成36周年 生配信で5人集結、ルナフェス開催……止まらぬ進化とSLAVEへの愛
41公演に及ぶ自身最多の全国ツアーを完走し、14年ぶりの東京ドーム公演を開催したLUNA SEA。そんな止まることを知らない彼らが、記念すべき結成35周年を経て、36年という次なる節目に再び5人で向き合う日がやってくる。2025年5月29日結成36周年記念日当日、メンバー全員がファンクラブ会員限定配信のために集結するという知らせは、アニバーサリーイヤーの熱い記憶が冷めやらぬファンにとって、次なる物語の幕開けを告げる号砲となるだろう。
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2024年から2025年にかけて、LUNA SEAはかつてないスケールと密度で走り続けてきた。35周年を冠した長期ツアー、盟友・GLAYとの歴史的なジョイントライブ、そして“覚悟の夜”と銘打たれた東京ドームでの『35th ANNIVERSARY TOUR ERA TO ERA -THE FINAL EPISODE-LUNATIC TOKYO 2025-黒服限定GIG-』。そのすべてがバンドの過去と未来を接続し、ファンとの関係をより強固なものへと昇華させてきた。いま改めて、LUNA SEAがファンとの強い絆をいかにして創り上げてきたのか、その歩みを辿りたい。
2024年に結成35周年を迎えたLUNA SEAは、『ERA TO ERA』と題した過去最大規模の全国ツアーを開催した。このツアーでは、1990年代から2000年代初頭にかけての伝説的ライブを再現するコンセプトが掲げられ、アルバム『MOTHER』(1994年)や『STYLE』(1996年)の再現ライブ『MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE』『UN ENDING STYLE』をはじめ、ミリオンセールスを記録した1998年のアルバム『SHINE』に伴うツアー『SHINING BRIGHTLY』、2000年のアルバム『LUNACY』に伴うツアー『BRAND NEW CHAOS』など、バンド史に残る名ツアーの数々が現代に蘇った。各公演で当時のツアータイトルを掲げ、インディーズ時代のLUNACY名義での公演も織り交ぜながら各地で熱狂的なパフォーマンスを展開。そして全41公演を完走した。
そして、2025年2月22日、23日に東京ドームでのスペシャルな2Days公演が実現したのだ。初日22日にはGLAYとのジョイントライブ『The Millennium Eve 2025』を開催。LUNA SEAとGLAYが同じ舞台に立つのは1999年12月23日の東京ドーム公演以来、実に25年ぶりだった。互いにリスペクトを寄せ合う両バンドによる世紀を超えた共演は大きな話題を呼んだ。
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当日はGLAYとLUNA SEAがそれぞれ代表曲を次々と披露し、5万人の観客を熱狂させた。さらにアンコールでは、互いのバンドメンバーが入り交じったスペシャル編成によるコラボレーションが実現。TERU(GLAY)がボーカルを務めたLUNA SEAの「TRUE BLUE」、RYUICHI(LUNA SEA)がボーカルを務めたGLAYの「BELOVED」と楽曲を交換し、最後は両バンドでLUNA SEAの「WISH」を演奏するという、夢のようなフィナーレとなった。






















