『THE DANCE DAY 2025』、s**t kingz shoji・TAKAHIRO・松井利樹らが解説 TVer限定配信で聞ける舞台裏

 5月20日に放送された『THE DANCE DAY 2025』(日本テレビ系)。決勝大会直前には昨年に続いて2回目となるハーフタイムショーが行われ、総勢16名の出演者がトップレベルのダンスパフォーマンスを繰り広げた。本稿では、放送終了後にTVerで独占配信されているshoji(s**t kingz)、TAKAHIRO、松井利樹(BALLISTIK BOYZ)によるスペシャル解説付きのプレイバック映像の見どころを紹介する。この裏話を聞けば、また新たな楽しみ方ができるはずだ。

 今回のスペシャル解説のポイントは、なんといっても実際にコラボ企画に参加して直前まで踊っていた3名の新鮮な言葉が収録されていることだろう。一般的に解説は第三者がステージを見ながら行うことも多いものの、今回は当事者である彼らが背景や練習秘話を明かすことで、より説得力を増し、現場の熱狂が真っ直ぐに伝わってくる内容となっている。本稿では、実際の解説より注目コメントを抜粋する。

 まず、序盤にはILLITのIROHAも交えて今回のコラボ全体を振り返った4人。「それぞれスタイルが事務所やパフォーマーによって違うが、ダンスが好きだということはみんな一緒でひとつになれた」(TAKAHIRO)、「今後集まることはないくらい豪華なメンバーで踊れてすごく嬉しかった」(松井)、「大人数でのコラボが初めてだったので最高に楽しかった」(IROHA)、「昨年は応援していたのでうずうずしていた。楽しみすぎて何度かみんなで集まって事前に練習をした」(shoji)と、高まった気持ちを率直に語っていた。なんでも、このコラボにかける出演者の想いも並ではなかった様子。shojiは「決勝大会を盛り上げたいという思いで集まったので熱量がすごかった」という。

 まず語られたのはマイケル・ジャクソンの「Beat It」について。出演したshojiは、「ユンホさんにマイケル・ジャクソンが乗り移ったかのような感じ」「一緒に踊っていてもものすごい熱を感じた」と実際に韓国で行われたマイケルの追悼公演で踊った経験を持つ東方神起のユンホに言及。また、「RIE(RIEHATA)がこの日のためにマイケル・ジャクソンをオマージュしながら作った」「オリジナルを大事にしながら、サビはやはりマイケルの振りを踊りたいなと思った」と振付の裏側を語った。

 松井はILLITの「Magnetic」、ME:Iの「Click」と2曲連続でガールズグループの振付に挑戦。ガールズダンスならではの体のラインの使い方について、「今までしたことのないような練習をした」「これでダンスの幅が広がった気がする」と話し、新たな挑戦を通じていい経験ができた様子だ。これに対し、shojiも「(ヒップホップダンスなど一般的なジャンルとガールズダンスを)両方踊れるとダンスがめちゃくちゃ強くなる」と表現の幅を広げる重要性を伝えた。

 宮近海斗とEXILE NAOTOが参加したTravis Japanの「BO$$Y」。実は細かい動きが多い振付だが、男らしさを感じる動きやステップダンスが得意なNAOTOだからこそディテールまでばっちりとモノにしていたという。踊り方が違う2人の魅力が伝わる作品だ。

 King & Princeの「ツキヨミ」は、RIEHATAと髙橋海人の2人が踊ることに。ダンスブレイクから始まるこだわりも見せつつ、shojiによれば、今回2人は音の遅取りを意識して練習していたという。特に、サビの頭の1音をどれだけ遅く取れるのはどちらか競うくらい、遅取りを通じてダイナミックに迫力を見せていくことを心がけていたそう。加えて、身体の内側に溜めていく踊りによって、2人は新しい「ツキヨミ」を見せようとしていたのだとか。

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