MEOVV、輝く才能とファンへの真摯な想い 笑顔で溢れた1st EP『MY EYES OPEN VVIDE』ショーケース独占レポ

続いて、ゲームコーナー「HANDS UP」へ。メンバー一人ひとりが“最も◯◯な人”をテーマに事前に指名しておき、その相手を当てるという内容だ。SOOINは「起きてから寝るまでずっと面白い」とELLAを“最もおもしろいメンバー”に挙げ、会場の笑いを誘う。GAWONは“猫だったら飼い主にしたいメンバー”としてANNAを指名。「たぶん私に構ってこないから、自分の時間が取れそう(笑)」というユニークな理由を添えた。ANNAから“料理王”に選ばれたのはNARIN。「毎朝キッチンからいい香りがすると思ったら、彼女が料理していた」と、メンバーからの証言が飛び出す。また、ELLAが“最も古風”と指名したのはGAWON。「流行ってるミームをいつも知らない」と明かした。NARINから見て勝負に熱いのはSOOIN。それにはGAWONも「“誰が早く水を飲めるか”とか、“どこまでジャンプして届くか”とか、勝手に変な競争を始めてひとりで盛り上がってる(笑)」と暴露すると、観客からも笑いが起きた。外れたメンバーは可愛い猫ポーズで罰ゲームを披露し、終始和やかで楽しい雰囲気に包まれていた。
さらに、韓国の人気バラエティ番組から広まった遊び“알까기(アルカギ)”にも挑戦。碁石を指ではじいて相手の石を盤外に出すこのゲームは、子供の遊びから始まり、2000年代に韓国の人気バラエティ番組から本格的にブームとなったもの。海外出身のELLAは「何このゲーム!?」と戸惑いを見せるも、すぐに夢中になり、妨害や攻防が入り乱れる白熱の展開に。最後はANNAの絶妙なショットが決まり、“콩오즈(コンオズ)”と呼ばれる2005年生まれメンバー3人(SOOIN、GAWON、ANNA)によるチームが勝利を収めた。景品は、ファンからの“愛の弾丸”という粋な演出だった。
トーク終盤には、日本や中国からのファンが母国語でメッセージを送る場面もあり、メンバーたちは感謝の言葉を述べた。続くラストのダンスチャレンジコーナーでは、流行の「1999」(MARK)、「Gnarly」(KATSEYE)、「DENIAL IS A RIVER」(Doechii)などを披露し、エネルギッシュに締めくくった。NARINは「新しいことに挑戦する勇気が出た」、ELLAは「本当にファンと一緒に過ごせたことが嬉しかった」と感謝の気持ちを伝えた。
最後のステージは、ファンの前では初披露となる新曲「DROP TOP」。静かな始まりから、徐々に熱量が増す構成だ。メンバーたちは手持ちマイクで歌いながら観客と目を合わせ、想いを直接届ける濃密な時間を作り出した。パフォーマンス後、PAWMPAWMから自然発生的に起こったアンコールの声に応え、予定外の「LIT RIGHT NOW」をアカペラで披露。最初から最後まで、輝く才能とファンへの真摯な想いに満ちたステージは、まだ見ぬ世界へと跳び出す5匹の“猫”=MEOVVの、これからの活躍にさらなる期待を膨らませるものとなった。

■リリース情報

1st EP『MY EYES OPEN VVIDE』
配信中
視聴・購入リンク:https://umj.lnk.to/MEOVV_MEOVV
<収録内容>
1. HANDS UP
2. DROP TOP
3. MEOW
4. BODY
5. TOXIC
6. LIT RIGHT NOW





































