MEOVV、輝く才能とファンへの真摯な想い 笑顔で溢れた1st EP『MY EYES OPEN VVIDE』ショーケース独占レポ

5人組K-POPガールズグループ・MEOVV(読み:ミヤオ)が、5月12日に1st EP『MY EYES OPEN VVIDE』をリリース。同日、ソウル・SBSプリズムタワーでカムバックショーケース『MEOVV THE 1st EP ALBUM COMEBACK SHOWCASE』を開催した。
MEOVVは、“My Eyes Open VVide”の頭文字を取ったもので、「世界に対して目を見開く」という意思が込められている。韓国、アメリカ、日本出身のメンバーで構成されたマルチナショナルな5人組――スイン(SOOIN)、ガウォン(GAWON)、アンナ(ANNA)、ナリン(NARIN)、エラ(ELLA)――は、BIGBANGや2NE1、BLACKPINKなど数々のレジェンドを育て上げたプロデューサー TEDDYのもと昨年デビューし、大きな注目を集めている。
この日、PAWMPAWM(ファンの呼称)の熱い声援に迎えられて登場した5人は、4月28日に先行公開されたEPのリード曲「HANDS UP」でショーケースの幕を開けた。爆発的なエネルギーと緻密に構成されたフォーメーションが際立つステージは、中盤からダンサーが加わることで一層ダイナミズムを増し、観客の目を釘付けにした。
パフォーマンス後、メンバーが猫に変身するビジュアル映像がスクリーンに流れ、続くコーナーへの期待感が自然と高まる。始まったトークセッションは、キーワードにまつわる楽曲について語るというもの。
最初のキーワードは「칼각야오(カルカクヤオ)」。韓国語で「ナイフのように鋭いキレのあるダンスを踊るMEOVV」を意味し、それに該当する楽曲は「HANDS UP」。ブラジリアンファンクをベースにしたトラックに合わせ、鋭くキレのある動きでグループのアイデンティティを強く印象づけた楽曲だ。メンバーたちは、この曲で音楽番組『M COUNTDOWN』(Mnet)にて初の1位を獲得したことへの感謝を伝えた。次のキーワード「묘아일체(ミョアイルチェ)」は、“猫”の“ミョ”と“物我一体”を掛け合わせた造語で、ファンとの一体感を意味する。対応する曲はデビュー曲「MEOVV」。SOOINは「今回のカムバックは、まるで再デビューするような気持ちで挑みました」と語り、「“静かに高く跳ぶ、届かない場所まで”という歌詞のように、もっと上を目指したい」と意欲を見せた。
「It Girls」のキーワードで紹介されたのは「BODY」。ELLAは「エネルギーが欲しい時にぴったりの曲」、ANNAは「有酸素運動に最適」と語る。次の「고막독식(コマクドクシク)」は、“鼓膜を独占する”という韓国特有の表現で、魅力的なボーカルを強調した「TOXIC」が取り上げられた。MCから「音色クイーンは誰?」と問われると、全員が自らを指さして笑いを誘った。最後には、メンバー全員が掛け合うように1フレーズずつアカペラでアウトロを披露し、それぞれのボーカルの個性とチームワークが鮮やかに浮き彫りになった。
「LOVE MYSELF」のキーワードトークでは、“自分を愛する方法”をテーマに、メンバーが日常の習慣や考え方を語り合った。SOOINは「ELLAが毎朝鏡を見て、自分を褒めています」と話し、メンバーの秘訣を共有。キーワードに該当する楽曲は、本EPで初披露となった「LIT RIGHT NOW」。「どんな視線にも揺さぶられず、自分らしい道を歩む決意」をテーマにした1曲だ。作詞に参加したGAWONは「練習生の頃、NARINと夜中に語り合いながら書いた思い出の歌詞です」と振り返り、「TOXIC」がテーマを意識した書き下ろしだったのに対し、こちらはよりパーソナルで素直な感情を込めたと語った。最後に登場したキーワード「심장 풀악셀(シムジャン プルアクセル)」=“心臓フルスロットル”に該当するのは、もうひとつのリード曲「DROP TOP」。ロックテイストを取り入れ、自分自身のペースで突き進む姿勢を歌った1曲だ。



















































