TRACK15、多くの人の心を動かす楽曲を目指して 2ndミニアルバム『season』バラードを武器に遂げたさらなる進化

TRACK15 バラードを武器に遂げる進化

ドラマED主題歌を務めた「千年計画」 初めて描いた大きな愛

TRACK15(撮影=篠田理恵)

——もう1曲、「千年計画」についても聞かせてください。ドラマ『初めましてこんにちは、離婚してください』のエンディング主題歌としても話題を集めていますね。

蓮:じつは曲を作った後にタイアップが決まったんです。この曲を作ったあたりから、単なるラブソング、男性と女性の恋愛だけじゃなくて、たとえば子供が親を思う気持ち、親が子供を思う気持ち、バンドのお客さんへの思い、お客さんがバンドに思っていることなどをひっくるめて、愛として伝えられる楽曲を作ってみたくなったんですよね。そういう曲があれば強みになるし、自分が思っている本当のことを伝えられるんじゃないかなと。

——愛を描くことが、蓮さんにとってさらに大事になっている?

蓮:そうですね。曲を書き始めたときはそんなこと考えてなくて、思いついたことをポンポン並べていた気がするんですけど、徐々に自分が本当に言いたいことだったり、メンバーがいて、初めてその曲が出来上がることがわかって。いろんな経験を踏まえて、今の自分たちの形になっているんだと思います。

前田:「千年計画」はライブでもやってるんですけど、受け取り方が人によって違っていて。めっちゃ泣いてる人もいるし、ニコニコして聴いてる人もいるっていう。

高橋:ラスサビで転調するんですけど、じっくり聴いてくれる人が多いなか、後ろのほうで拳を突き上げている人もいて。グッと来ちゃいましたね。

——楽曲の受け取り方は自由でいい、と。

蓮:まさにそれでいいし、そこを目指しているところもあります。歌詞の意味をあまり説明しないのも、そういうことなんですよ。自分が言うと正解になってしまうし、それぞれの聴き方をしてもらえるのがいちばん嬉しいので。メンバーにも説明しないですからね、歌詞は。それぞれの受け取り方があるから曲ができ上がっているわけだから。

TRACK15 – 千年計画【Official Music Video】

——この春は各地のフェスに出演。5月からは『season』を携えた東名阪ツアーが行われます。活動のスケールはさらに上がっていくと思いますが、この先、どんなビジョンがありますか?

蓮:新しい曲をリリースして、ライブをやって、という形は変わらないと思いますが、TRACK15という音楽をもっともっと広めていきたいです。個人のレベルアップを含めて、お客さんを次のステージに連れて行きたいと思ってます。

寺田:最近は大きい会場でライブをやらせてもらう機会が増えてきて。これは個人的なことなんですけど、ちょっと堂々とステージに出られるようになってきたんですよ。立ってるだけでカッコいいギタリストが好きなので、存在感を磨くというか、さらに堂々できるようにしていきたいです。

高橋:ライブに関しては、会場の大きさに関わらず、お客さんと同じ目線に立って楽しい空間を作っていきたいです……自分に言い聞かせてる部分もあるんですけどね。実際には(会場の大きさによる)違いもあるんだけど、「大きさは関係ないぞ」って。

前田:新しい曲調に挑戦したい気持ちもありますし、自分たちの強みをさらにステップアップできるようにがんばりたいです。

——今の時点における、TRACK15の強みとは?

前田:今回のミニアルバムでいうと「ふゆのうた」や「千年計画」がそうなんですけど、蓮くんの歌の良さがいちばん出てるのはバラードじゃないかなと思っていて。

蓮:うん。自分としてもバラードは得意というか、自分の声のいい部分が出やすいのかなと思ってます。

——最後にちょっとだけプライベートな話題を。最近、心に残ったエンタメ作品や出来事は?

蓮:ライブですね。地元のLIVE SQUARE 2nd LINEに久しぶりに行って、後輩のバンドのライブを観させてもらったんですよ。そのときに「自分たちの音楽が好きでたまらないんやろうな」と思ったし、根本の部分を思い出させてもらって。すごく感謝してます。

寺田:いちばん尊敬しているギタリストはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのアベフトシさんなんですが、最近、ハンブレッダーズのukicasterさんと知り合って「すごいな」と思って。めちゃくちゃ上手いし、弾いている姿もカッコいい。ギタリストの師匠みたいな存在ですね。

前田:オーディション番組『timelesz project -AUDITION-』をずっと観てたんですけど、候補生の方たちががんばっている姿、timeleszの3人が新しいことに挑戦している姿にめっちゃ感動して。「たくさんの人に知ってもらいたい」という目指している場所は自分たちと同じだなと思ったし、勝手に人生を重ねてました(笑)。

高橋:それでいうと僕は『M-1グランプリ』ですね。1回戦から全部追っかけていたんですけど、お笑いとバンド、ネタと曲ってちょっと似ているところがある気がして。「その人らしくないことをやると冷める」というのもそうだし、戦略的に勝ちにいくコンビもいれば、ギリギリで一発逆転する人たちもいて。その感じがエンタメとしてめちゃくちゃ面白いんですよね。

■リリース情報
2ndミニアルバム『season』
2025年4月16日(水)リリース
視聴・購入:https://lnk.to/TRACK15_season

<形態>
初回限定盤(CD+Blu-ray):PCCI-00021/¥4,000(税込)
通常盤(CD):PCCI-00022/¥2,600(税込)

<CD収録曲(初回限定盤/通常盤共通)>
1.脇役スター
2.サンブンノイチ
3.青い夏
4.君ノーベル
5.告白
6.ふゆのうた
7.千年計画

■TRACK15「season」リリース記念 トーク&サイン会
出演:TRACK15
日時:2025月4月27日(日)18:00START(入場17:30)
場所:タワーレコード梅田NU茶屋町店内イベントスペース
内容:トークイベント+CDサイン会
配券対象店舗:タワーレコード梅田NU茶屋町店、なんばパークス店、あべのHOOP店、京都店、神戸店

<参加方法>
2025年4月15日(火)商品入荷時より、【配券対象店舗】にて2025年4月16日発売 TRACK15「season」(PCCI-00021/PCCI-00022)をご購入頂いたお客様に、先着で優先入場引換券とCDサイン会参加券を差し上げます。優先入場引換券はお一人様1枚。CDサイン会参加券はCD1枚につき、1枚差し上げます。
※イベント当日17:00より、タワーレコード梅田NU茶屋町店にて、<優先入場引換券>と<整理番号付き優先入場券>を交換いたします。<整理番号付き優先入場券>は先着順配布ではなく、抽選方式になります。

<注意事項>
* CDサイン会参加券は、イベント当日のみ有効となります。
* 紛失等による各券の再発行は一切致しません。
* 対象店舗にて対象商品をご予約・お取り置きいただいたお客様も【優先入場引換券】と【CDサイン会参加券】の確保をさせて頂きます。
* トラブルやアーティストの都合により、予告無くイベントが中止となる場合がございます。
* イベント会場での録音、録画、及び写真撮影は、一切禁止とさせて頂きます。
* サイン会中にメンバーとの接触は禁止とさせて頂きます。
* 万一 体調が優れない場合は、お客様よりスタッフへお声掛けください。
* 今後の状況によっては、イベントの急遽中止・延期、内容の変更になる場合も御座いますのでご了承ください。その際は当日までにホームページ等でご案内させていただきますので、あらかじめご了承ください。

問い合わせ:タワーレコード梅田NU茶屋町店 06-6373-2951

■ライブ情報
『TRACK15 ONE MAN LIVE -at BIGCAT-』
2025年8月2日(土)
会場:大阪・心斎橋BIGCAT
開場17:00/開演18:00
前売りチケット料金:4,000円(税込・1DRINK代別途要)
三次抽選先行受付(4月17日(木)23:59まで)
https://eplus.jp/track15_bigcat/

『TRACK15「season」Tour』<全公演SOLD OUT!>
2025年5月24日(土)TRACK15 「season」 Tour 名古屋編
会場:名古屋 CLUB QUATTRO
ゲストアクト:berry meet
開場17:00/開演18:00

2025年5月25日(日)TRACK15 「season」 Tour 大阪編
会場:梅田 CLUB QUATTRO
ゲストアクト:ammo
開場17:00/開演18:00

2025年6月7日 (土)TRACK15 「season」 Tour 東京編
会場:渋谷 CLUB CUATTRO
ゲストアクト:シャイトープ
開場17:00/開演18:00

■関連リンク
Official Web Site:https://track15.jp/
X(旧Twitter):https://x.com/track15_jpn
Instagram:https://www.instagram.com/track15_jpn/
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YouTube:https://www.youtube.com/@TRACK15

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