二宮和也、AIを楽しみながら使いこなす 新しいものを積極的に取り入れていく順応性の高さ

 かつて「ラジオ」といえば電波を受信して聴くスタイルが主流だったが、もしかしたら今ではスマホやパソコンを使ってradikoで、という人が多くなってきているかもしれない。そんなふうに気づけばさまざまなものがデジタル化していく現代を、嵐の二宮和也は大いに楽しんでいるようだ。

 4月6日放送のレギュラーラジオ『BAY STORM』(bayfm)では、リスナーからアナログで使っているものについて質問が寄せられた。すると二宮は「ちょっとGrok(Xで利用できるAIチャットボット)に聞いてみようかな。『俺がアナログで使ってるものは何?』って」と、いわばデジタルの最先端ともいえるAIにすぐさま頼ろうとして笑いを誘うのだった。

 番組ディレクターの“いたばしさん”からも「新たなものに抵抗なくスルスルと入っていって楽しむタイプ」と言われた二宮。「そうなんですよ。アナログなものは持ってはいるだろうね。でも使ってるかっていうと使ってないな。嗜好性が高いみたいなものでいうと本当にないと思う」と、すっかりデジタル機器やサービスに囲まれた生活を送っているようだ。

 ちなみに、番組を制作する上で欠かせない台本も近頃はデジタル化が進んでいるそう。「『紙でください』って言ったらもらえるし、『紙大丈夫です』って言えばもらわないしっていう。たぶん、もうそういうふうになってると思うよ」と続ける。二宮自身は「台本をいただく現場であればいただくし、いただかない現場ではいただかない」とその場の動きに合わせているとのこと。

 そんなふうに台本に対して抵抗もこだわりもないのは、「そもそも台詞覚えないので。アナログだろうと、デジタルだろうと考えてることはほぼ一緒」「筋を入れていく人間だからギリ助かっている」とも。とはいえ、「デジタルだと覚えられない」という人がいることにも理解できるという二宮。その理由を、ページをめくり、読むことで覚えるというルーティンができているからだと分析した。

 二宮も携帯やPC、タブレットについては覚えるツールというよりも、検索や動画を楽しむものだという意識が強くあるとし、紙の台本だからこそ「よし、覚えるぞ」というスイッチが入るのではないかと語った。

 一方でデジタルの良さとしてやはりいつでもポケットに忍ばせて見返せるという利便性があるとも。演技について「考える時間が長くなった」というメリットも語っており、改めて二宮の順応性の高さを実感できる放送となった。

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる