BTS JUNG KOOK、SEVENTEEN、Stray Kids、aespa、ROSÉ……2025年も受賞相次ぐK-POPアーティスト
3月12日に発表された『第39回 日本ゴールドディスク大賞』(※1)にて、SEVENTEENが「ベスト・エイジアン・アーティスト」含む4部門を受賞。ほかにも、ILLITは3冠、Stray Kidsも2冠を獲得するなど、韓国外でのK-POPアーティストの受賞が相次いでいる。本稿では直近の受賞アーティストを振り返る。
まず、前述した『第39回 日本ゴールドディスク大賞』だ。同アワードは、「CD、ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と音楽配信の売上実績、ストリーミング再生実績」を基準に選考。「いま日本で最も親しまれているアーティスト・作品」を選出している。
ILLITは1stミニアルバム『SUPER REAL ME』のタイトル曲「Magnetic」で「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(アジア)」、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(アジア)」、「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」の3冠を獲得した。
日本1stシングル『AND,』タイトル曲「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」で一躍名を馳せ、昨年9月リリースの3rd EP『19.99』も成功に収めたBOYNEXTDOORは、「ベスト3ニュー・アーティスト(アジア)」を受賞。SEVENTEENは、「ベスト・エイジアン・アーティスト」、さらにベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー(アジア)」「ベスト3アルバム(アジア)」を受賞した。
「Supernova」、「Armageddon」、「Whiplash」の相次ぐヒットで2024年の顔となり、日本デビューシングル『Hot Mess』をリリースしたaespaは、「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(アジア)」「ベスト3ニュー・アーティスト(アジア)」を受賞。ワールドワイドに根強い人気を誇り、2024年には日本デビューを果たしたZEROBASEONEも、「ベスト3ニュー・アーティスト(アジア)」を獲得した。Stray Kidsは日本2ndアルバム『GIANT』で「ベスト3アルバム(アジア)」、「ミュージック・ビデオ・オブ・ザイヤー(アジア)」を受賞。2024年のヒット「Chk Chk Boom」の日本語版を筆頭に、彼ららしさを残したままジャンルを横断し、力強い音楽を発信している。
世界的ヒットを巻き起こした「APT.」でお馴染みのROSÉとブルーノ・マーズは、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(洋楽)」を受賞。2025年3月11日時点で、米Billboardの主要チャート「Global Excl. U.S.」において17週連続1位を獲得する新記録を樹立した(※2)。