ユニバーサル ミュージック、新旧洋楽を生かして英語教育へ進出 発表イベントにはCrystal Kayが登場

 ユニバーサル ミュージック合同会社が、洋楽アーティストの楽曲を活かした英語のオリジナル副教材を提供するプラットフォーム『UM English Lab.』(読み:ユーエムイングリッシュラボ)を3月14日に開設した。

 『UM English Lab.』は、ユニバーサル ミュージックの豊富な洋楽アーティストの楽曲を生かしてオリジナルの英語の副教材を制作。全国の英語教師へこれらの教材を無償で提供する。教師は同プラットフォームを通じてオリジナル教材をダウンロードすることができ、その教材の制作費や楽曲著作権はユニバーサル ミュージックが全て負担する。

 WEB/SNSを中心として、副教材の配布だけではなく、洋楽と教育についての情報やインタビュー、国が推し進める“非認知教育”と洋楽を掛け合わせたコンテンツを制作し、音楽を届ける“音楽会社”という枠組みを超え、日本市場における洋楽の価値を社会的に向上を目的にしている。

 副教材には、今までの学校教育で使用されていたThe BeatlesやCarpentersといった往年のアーティストのほか、現在活躍しているアーティストの楽曲を積極的に使用し、学校教育を通して海外文化への理解を深めていくことも目指す。

 なお、立ち上げ同日の3月14日には、東京都の公立中学校である渋谷区立原宿外苑中学校にて開設発表イベントが行われた。渋谷区立原宿外苑中学の駒崎彰一校長とユニバーサル ミュージック合同会社 社長兼最高経営責任者(CEO)藤倉尚による挨拶、『UM English Lab.』の概要説明のあとに、トークゲストとしてCrystal Kayが登場したほか、実際に『UM English Lab.』の教材を用いて3年生の1クラス、約30名の生徒へ授業をするデモンストレーションを実施した。

 レディー・ガガ「Born This Way」を教材に、曲の背景や歌詞・発音の説明が行われ、生徒からは「最後の方には本当に歌詞が聞こえるようになって、すごかったです」「国の文化も理解できるし、音楽を通して勉強ができるとても良いものだと考えた」「音のつながりを意識するだけで、すぐにききとれるようになっておもしろかった」などの感想が寄せられたという。

■UM English Lab.公式サイト:https://um-english-lab.com

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