LEO、「BE:FIRSTのドアマン」として広がる愛されオーラ ニューヨークも惹きつける応援したくなるひたむきさ

 そういった努力をしつつも、“病み期”に入ってしまったこともあったという。BE:FIRST結成のきっかけとなったオーディション番組『THE FIRST』(日本テレビ系/Hulu)が始まる年の3月にエイベックス・アーティストアカデミーの育成生をやめたそうだが、それまでは本人曰く「感情がバグっていた」とのこと。先輩と笑顔で話すも先輩がいなくなると涙を流したり、原宿駅のホームで1時間ほど下を向いたまま動けなくなったり、両親に心配をかけないために近所の公園で涙が出なくなるまで泣いてから帰ったり。聞いているだけでも辛くなってしまう状況だが、LEOは明るく話し、カメラに向かって「(この対処法はには)絶対に良くないですよ」と語りかけたのであった。こうして当時の自分を客観視しつつも笑いに変えられるメンタルを持つLEOは強い。加えて周りに相談できなかった理由を「上手くいっているって見せたかった」と素直に振り返れるのもLEOならではだろう。

 こうして同番組内で様々な話を語ってくれたLEOだが、自分のエピソードを伝わりやすく話せることこそ、彼が幅広い層から愛される一番の理由なのではないだろうか。話を正確に伝えることは、想像以上に難しいものだ。しかしLEOのようなトーク力があれば、自分らしさをしっかり伝えることができる。だからこそ、様々なジャンルの人たちと良好な関係を築くことができているのだろう。

 このスキルを持つLEOは、BE:FIRSTのドアマンだ。今後も彼の魅力、そしてBE:FIRSTの魅力がより多くの人に伝わるのは間違いなさそうだ。

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