moxymill、HANA、MYERA、cosmosy、RealRomantic……『日プ女子』元練習生が続々デビュー 飛躍を続ける現在地
ME:Iを輩出したサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(以下、『日プ女子』)の元練習生たちのデビューが、2024年12月以降、再び活発化している。
直近では、1月25日にRIO(北里理桜)とYURARA(須谷緩)が、オーディション番組『SEVEN COLORS -girls life memory-』(TBS系)発のガールズグループ・moxymillのメンバーとしてデビューを果たした。同グループでは、各メンバーにSWEET/CUTE/POP/BEAUTY/COOL/SEXY/CRUSHの7つのCharm(魅力)を付与。楽曲ごとにCharmとセンターが入れ替わるセンターチェンジ型オールジャンルのスタイルを採用している。今回のデビューではBEAUTYの該当者が不在となっており、まずはNECO(SWEET)、YURARA(CUTE)、RIO(POP)、NONA(COOL)、MOMOCA(SEXY)、RINO(CRUSH)の6名で活動をスタートさせる。
1月26日にデジタルリリースされたデビュー曲「Living Free」は、爽やかで疾走感のあるビートとサウンドが印象的なEDMジャンルの楽曲に。SNSではMVのストーリー性の高さや、25日に開催されたデビューライブでの初パフォーマンスに多くの称賛の声が上がっており、グループの「不屈の精神で幾千の努力を重ねて歩んでいく、様々な色(ジャンル)と努力を重ねて一つに積み上げていく」というコンセプトも相まって、今後の多彩な活躍に大きな期待が寄せられている。
『日プ女子』のオーディション開催期間中、低音ハスキーボイスとラップの実力で多くのファンを魅了してきた髙畠百加も今年、念願のデビューを実現する。彼女がMOMOKAとして所属するのは、SKY-HI率いるBMSGがプロデューサーにラッパー/シンガーのちゃんみなを迎えて開催したオーディション『No No Girls』(日本テレビ系)から誕生した7人組ガールズグループ・HANA。同グループは1月19日に『シューイチ』(日本テレビ系)に出演を果たしたが、そこで行われたプレデビュー曲「Drop」のパフォーマンスでは、MOMOKAを含む7人のメンバーがクールなラップや歌声を披露して話題を集めたのは記憶に新しい。HIPHOPをベースとした、これまでの日本のガールズグループにはあまり見られなかった雰囲気をまとうグループのため、これからデビューを経て活動が拡大期を迎えた時、国内のシーンに新たな風を吹き込んでくれるかもしれない。
1月1日には、安藤佑唯と田中琴が、それぞれYui、Kotoとして5人組ガールズグループ・MYERAでデビューした。同グループのコンセプトは“STAY REAL”で、成功も失敗もすべてを肯定しながら、等身大のメンバーの姿を作品に映し出していくというもの。1月1日にMVが公開された新曲「Lie ライ Lie ライ」は、これまで数々のアイドル曲、アニメ主題歌、ヒット曲を手掛けてきた佐伯youthK(佐伯ユウスケ)が作詞曲を担当。どこか懐かしい雰囲気が漂う、HIPHOPとR&Bを基調とした中毒性のある楽曲で、「嘘にまみれた世の中でも常にありのままの姿を追い求める」というメッセージ性の高いコンセプトとともに多くのファンを惹きつけており、MVは公開から約3週間で250万回再生を突破している(1月29日現在)。1月11日に千葉・ららぽーとTOKYO-BAYで開催したリリースイベントも大盛況で、3月28日には東京・EX THEATER ROPPONGIで初のショーケース『MYERA 1st SHOW CASE -STYERA-』を開催する予定。幸先の良いスタートを切った彼女たちの今後の活躍に、熱い視線が注がれている。