相葉雅紀が持つ謙虚さとチャレンジ精神 多くの人に愛される仕事に取り組む姿勢
この日のラジオ番組内では、リスナーからお世話になった先輩の自宅にお邪魔したときに、手土産を持っていくのを忘れた上に息子がケーキを食べてしまって恥ずかしい思いをしたというエピソードが披露された。そこで相葉は「いや、たぶん、先輩はそれくらい食べてくれたほうがうれしいし、手土産忘れたとしてもケーキいいですっていうほうが先輩は『食ってくれよ』ってなると思う!」とリアクション。
そして「後日、ちょっと菓子折りかなんか持っていって『先輩このあいだありがとうございました』で済むような気がするけどな」「でも、気持ちはわかる。俺もこういう状況あったことある。みんな手土産持ってきてて『あ、俺忘れちゃった』みたいな。で、後日送った」とフォローする姿勢を見せていた。
相葉の愛され力は、こういった謙虚な姿勢であることに加えて、いざつまずいたとしてもときには相手の器を信じて大船に乗ったつもりでチャレンジするところにあるのかもしれない。たしかに今回の声優業についても、うまくいかせようと重圧を感じるよりも、この一流のメンバーとのコラボレーションを楽しもうとしてくれたほうが、迎え入れる側としても気持ちがいい。そんなスタンスが実際に相葉のキャリアを広げてきたようにも思えてくる。
今秋は、『殿と犬』のみならず「音楽朗読劇 READING HIGH noir 『THANATOS~タナトス~』」で朗読劇にも初挑戦した相葉。さらに11月29日公開のCGアニメーション映画『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』でもAIモルカーの開発者であるベンチャー企業・メニメニアイズカンパニーのCEO役として出演することも発表された。
しかも、この3作品連続で大塚明夫と共演していることがファンの間では話題に。これまで、番組に出演するたびに、トリミングや料理などさまざまな分野の「師匠」と呼べる存在ができてきた相葉だけに、大塚からも多くのことを学んでいるのではないだろうか。今後も、可愛げを持って楽しみながら挑戦を続ける相葉の活躍を期待せずにはいられない。
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