MADEIN、日本のテレビ初パフォーマンスで与えた衝撃 今年デビューの要注目グループを徹底解剖

今年デビューのMADEINを徹底解剖

 今年9月にデビューしたK-POPガールズグループ MADEINが、10月28日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)で日本のテレビ初パフォーマンスを飾った。さらに、11月2日には『Venue101』(NHK総合)への出演も決定しており、デビュー早々に日本でも注目を集めている。

 MADEINは、9月3日に1st EP『상승(SANGSEUNG)』でメジャーデビュー。「LIMELIGHT」としてデビューし、ビジュアル、ボーカル、パフォーマンスの高い能力を兼ね備えたミユ(MiU)、スヘ(SUHYE)、ガウン(GAEUN)に加え、2024年7月に「Kep1er」を卒業したマシロ(MASHIRO)とイェソ(YESEO)、そして『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』でフレッシュかつ瑞々しい魅力を放ったセリナ(SERINA)とナゴミ(NAGOMI)の7名が結集した、日本人メンバー4人、韓国人メンバー3人の7人組グローバルガールズグループだ。前述のように、「ほとんどのメンバーがオーディションプログラムを通じてデビューまで行ったことをきっかけに、ファンの愛で作られたグループである(WE MADEIN U)」という意味を込め、『MADEIN』と名付けられた。

MADEIN

 MADEINのデビューEP『상승(SANGSEUNG)』は、収録曲全てにおいて非常に音楽的質の高さを感じられる作品だ。タイトル曲「UNO」は、近年のトレンドであるJersey Clubにシンセ音が細かく刻まれるStutter Houseを掛け合わせたリズミカルなサウンド。スペイン語で1から8の数字を歌うサビが特徴的であり、曲全体を通じて今この瞬間のときめきと切なさを演出している。「DADARIDA」は、ポップミュージックのAfrobeatと南アフリカ発のダンスミュージックAmapianoがベースのダンスナンバー。サビで繰り返される、中毒性ある「SAY DADARIDA」には、彼女たちの始まりを知らせ、MADEINの音楽で多くの人々を魅了するという意思が込められた。10月26日公開のパフォーマンスMVは思わず何度もリピート再生してしまう映像に仕上がっているのでこちらも必見だ。

 

MADEIN - "UNO" MV Natural Ver
MADEIN - "DADARIDA" PERFORMANCE MV

 ほかにも、本EPには一緒に駆け上がっていくという少女たちの力強い意志が歌われた「DOPAMINE」や、マシロとイェソによるミディアムナンバー「TIMELINE」も収録されている。EPを通して聴くと、デビュー作にもかかわらずここまで高度な音楽的感性を持ち、それを表現できる力を備えたグループであることに驚かされるだろう。そんなこだわりの詰まったEPは、9月24日のSpotifyバイラルチャートでは3位にチャートイン(※1)。加えて、10月5日と6日にオリックス劇場で行われた日本初のファンコンサート『MADEIN “ADVENTURE” 2024』は両日完売している。このように、まさに破竹の勢いで堂々たるデビューを飾ったMADEINの魅力は、今回のテレビパフォーマンスを通じてさらに多くの人に届いたに違いない。

MADEIN - "DOPAMINE" PERFORMANCE MV

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