YONA YONA WEEKENDERSが鳴らす“人生”に寄り添う音楽 「バンドやっててよかった」と零した一夜を振り返る
本編ラストは、ミラーボールが華々しく回る中で披露された「行けたら、行くわ」。一度閉幕し、熱烈な歓声に応える形でアンコールへ突入。磯野は、本編を振り返りつつ、「自分の曲で泣いちゃった」と明かし、「マジでいい夢見せてくれてありがとう」という言葉を添えて、「いい夢」へ。そして、再び熱気と高揚がフロアを満たす中、「R.M.T.T」へと繋ぐ。同曲の間奏では、スズキシンゴ(Ba)のベースソロ、高橋のキーボードソロ、小原のドラムソロ、西のロングトーン、キイチ(Gt)のギターソロが順々に炸裂し、その流れを受けた磯野が「今夜はブギー・バック」の一節を口ずさみ、並々ならぬ熱狂が巻き起こる中でラストのサビへ。ステージ上もフロアも、まるでここからもう一度本編が始まるかのような圧巻のエネルギーに溢れた、とてつもない盛り上がりだった。その後の「Open your eyes」では、磯野がステージを降り、最前列の観客とゼロ距離でコミュニケーションを重ねながら、何度もフロアにマイクを託し、この日の一番を更新するような壮大なシンガロングを巻き起こしてみせる。
ここで幕締めかと思いきや、なんとダブルアンコールが実現。磯野は、この日のライブを振り返った上で、「バンドやっててよかったなって」と万感の想いを語り、「支えてくれている人がたくさんいるんで、もっともっと頑張ります」と改めて今後に向けた決意を伝えた。最後の曲は「シラフ」。大合唱とコール&レスポンスによって、熱く、温かく彩られた、あまりにも感動的な大団円だった。何より、曲中に磯野が叫んだ「幸せだー!」という言葉に、今回のツアーを通して得た深い充実感が凝縮されているように感じられて、とってもグッときた。
YONA YONA WEEKENDERSのメンバーの、そして、私たちの日常、人生は、これからも否応もなく続いていく。そして、変化し続けていく。決して楽なこと、楽しいことばかりではないかもしれないけれど、それでも、これからも彼らの音楽と、ライブと、共に生きていけると思うと、不思議と晴れやかな気持ちになる。総じて、YONA YONA WEEKENDERSの音楽と共に生きていくことの意味と意義を改めて深く感じた一夜だった。
※1:https://realsound.jp/2024/07/post-1732340.html
■YONA YONA WEEKENDERS 2nd Full Album "LIVE" Release Tour
10月11日@Zepp Shinjuku
<セットリスト>
01. シナプス
02. Long Ride
03. into the wind
04. 月曜のダンス
05. Work Hard Play Hard
06. メシ食って寝るだけ
07. 寿司と酒
08. 春よ来い
09. Orange Moon
10. あんしん
11. 東京ミッドナイト クルージングクラブ
12. Happy Sad
13. アーバンな Life
14. 30
15. 15
16. 行けたら、行くわ
EC1. いい夢
EC2. R.M.T.T
EC3. Open your eyes
WEC. シラフ
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