ドラマ『夫の家庭を壊すまで』松本まりか×ざきのすけ。特別対談 表現者同士のリスペクトが生んだ制作秘話
『Against Angst』では「down under」も
――今後の活動についても教えてください。ざきのすけ。さんは、12月に2ndワンマンライブ『Against Angst』が控えています。
ざきのすけ。:『Against Angst』は不安に対抗するといった意味合いです。先ほどお話した通り、僕自身、現実からの逃避から音楽を始めたところがあって。「down under」もそうですが、僕自身のグレーな部分や醜い部分を歌にしていくことによって、「それでもいいんだ」とそこに一種の救いを感じてくれる人がいたらいいなと。音楽で喜怒哀楽を共有できる空間にしたいなと思っています。
――セットリストはどんな感じになりそうですか?
ざきのすけ。:まだ決めていませんが、「down under」は、なんならワンマンライブのタイトルにしちゃってもいいくらい、今年の自分にとって大きな曲なので絶対にやりますし、かっこいいタイミングで歌いたいと思っています。
――海外に挑戦したい思いはありますか?
ざきのすけ:ジャンル自体が外国主流で、ブラックミュージックやR&B、ヒップホップも日本においては未開拓な部分がたくさんあるし、海外に憧れのアーティストの方もたくさんいます。海外はすごく興味がありますね。
――松本さんもずっとお忙しいですが、さらに加速していくのでしょうか。
松本:この作品を経て、やっぱり私には演技しかないんだと改めて感じました。今こうして主演をやらせていただけていることに感謝して、これからも作品を通して誰かにいい影響を与えられる人でありたいなと思っています。それが私と社会を繋げてくれている、自分が生きている意味、演技をする意味なのかなと。そこをしっかりとやっていきたいし、そこでこうして視聴者の皆さんと繋がれるのは、本当に幸せなこと。ひとつひとつ、自分がやれることで返していけたらと思っています。
――松本さんも海外作品はいかがでしょうか。今は配信もありますし。
松本:海外の方とも一緒にやってみたいという気持ちはあります。「この表現はすごいな」と思う方は海外にもたくさんいるので、生涯のうちに、そうした方々と一緒にお仕事してみたいなとか、クリエイティブな方とお会いしてみたいとは常に感じています。それこそ、ざきのすけ。さんは世界に羽ばたいていかれる方だと思います。今回、この作品に楽曲を提供してもらえて本当にラッキーでした。
ざきのすけ。:松本さんこそ、お話して、より尊敬という言葉が軽く聞こえるくらいの気持ちになりました。ものすごく広大な、言葉とか、いろんな思いが詰まったプールの中を泳ぎながら、一個一個大事なものを取っていっている方なんだなと。その広大な中を溺れないように、的確に思慮深く、すべてに向き合っているのをひしひしと感じています。もともとファンで、一方的な矢印だと思っていましたが、今回いろんなお話を聞けて、本当に幸せでした。
松本:一方的どころか、めちゃめちゃ矢印向いていますよ(笑)。
■配信情報
ざきのすけ。デジタルシングル
「down under」
配信リンク:https://zakinosuke.lnk.to/QmHfWT
■ライブ情報
ざきのすけ。2nd ONEMAN LIVE『Against Angst』
【日程・会場】
2024年12月29日(日)
開場17:30 / 開演18:00
東京・Shibuya eggman
※開場/開演時間は変更となる場合がございます。
【チケット代金】
全自由 3,500円(税込 / 整理番号付 / 1ドリンク代別)
※入場時、別途ドリンク代が必要となります。
※未就学児入場不可
詳細:https://zakinosuke.com/news/detail/31052
■関連リンク
ドラマプレミア23『夫の家庭を壊すまで』公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/katekowa/
松本まりか アーティストページ:https://www.ken-on.co.jp/artists/matsumoto/
ざきのすけ。公式サイト:https://zakinosuke.com/