七海うらら、アマチュア配信者の悩みに真剣アドバイス コンテンツ制作や音楽活動への向き合い方のコツとは?

七海うらら×AWAラウンジ配信者 特別対談

 音楽ストリーミングサービス AWAが提供する音声ライブ配信空間・AWAラウンジが、VSingerやVTuberと対談できる『憧れのアーティストと対談しよう!インタビュー記事掲載イベントVol.1』を開催。本イベントにて見事入賞した3名の配信者が、第1弾アーティストである七海うららと対談を行った。

 今回入賞したのは、感情系奇声女はらまき、やまだぷりん、涼の3名。詩の朗読や声劇、歌唱、ゲーム実況など、それぞれの個性を活かしたコンテンツを日々配信している。

 対談では、3名が七海うららに聞いてみたいことを質問したり、交流のエピソードなど、終始和やかなムードでトークを展開。後半では七海の最新曲「感情革命ロックンロール」にまつわるエピソードを語ってもらうなど、盛りだくさんの内容となった。(編集部)

AWAラウンジ配信者から見た七海うららの魅力

涼

ーーまずは今回七海さんとのインタビュー参加権を獲得した配信者の皆さんの自己紹介をお願いします。

涼:僕は自分で作詩した作品の朗読といった音声配信を中心に活動しているほか、声の表現に興味がある仲間たちと一緒に5人組の男性声劇ユニット、A.T.gεm(エーティージェム)を結成して、声劇作品の連載や「A.T.gεmのジェムラジ」という月1更新のラジオ番組をAWAでやっています。福岡県出身で、学生時代にピースボートで世界一周したこともあります。

やまだぷりん(以下、やまだ):自分はラップやダンス、雑談、大喜利、声劇ほかいろいろな配信をやっています。今年の3月に活動7周年を迎えたところで、初めてのEP『Digital tattoo』をリリースしました。

感情系奇声女はらまき(以下、はらまき):私は完全セルフ受肉VTuberで、イラストや動画制作、アニメーションなどマルチに活動しています。普段はYouTubeでゲーム実況や「星のカービィ」の反応動画・声マネをメインコンテンツとして活動しています。

ーーやまださんは七海さんがパーソナリティを務めるRKBラジオ×AWAのオリジナル番組『七海うららのキワメテラジオ』にゲスト出演されたことがあるらしいですね。

七海うらら(以下、七海):『キワメテラジオ』はAWAの配信者を紹介する番組で、私は皆さんをインタビューするようなポジションなのですが、やまださんは同じ関西弁だったので話しやすかったです。あと差し入れで神戸プリンをいただいて「やまだぷりんだけに!」っていう話をしました(笑)。

やまだ:しょうもない理由ですみません(笑)。自分は大阪出身なのですが神戸にもルーツがあるので。あのときはパネル越しの会話だったんですけど、「このパネルの向こうにうららさんがいるんだ……!」という気持ちでした。

涼:僕もこれからオンエアされる『キワメテラジオ』にゲスト出演させていただいたのですが(※取材は6月に実施)、お会いしたときに、体の表面からオーラみたいなものが出ているのをすごく感じて。

七海:え~っ!

やまだ:覇気が出てた(笑)?

涼:そう、この方はそういうものを持って生まれてきているんだろうなと思って。緊張してあまりしゃべれなかったんですけど。これはここだけの話ですが、ラジオ収録の日の前日に負傷して、実は肋骨にひびが入っていたんです。

七海:え~! いまは大丈夫なんですか?

涼:ええ、今は完治したのですが、あのときは脂汗をかきながらお話していました(笑)。この予定だけは絶対に外せないと思ったので。

はらまき:うららさんに会えるなら、あばらの一本や二本、安いもんだよ(笑)。

やまだ:なんか俺ら、限界リスナーみたいになってるけど大丈夫かな(笑)。

七海:いえいえ、嬉しいです!

やまだぷりん
やまだぷりん

ーー皆さんは七海さんのどんなところに魅力を感じていますか?

やまだ:うららさんはうらんちゅ(※七海のリスナーの愛称)への愛がすごいんですよね。たしか前にライブ配信で話していたと思うんですけど、ライブの準備中に「うらんちゅ、かわいい!」と言ってたらヘアメイクさんに「いや、今日はうららさんが世界で一番かわいい日なんだから!」って怒られたという話があって。

はらまき:そうそう!

涼:いいエピソードだよね(笑)。

やまだ:自分も普段あまり言葉にしないですが、リスナーさんのことが大好きなので、やっぱこうじゃないとなと思って。配信者としての初心を思い出させてくれましたね。

七海:嬉しい! でもめっちゃコアな話ですよ、これ。私の配信とかを見ていないとわからないはず。

やまだ:アーカイブは全部チェックしているので(笑)。自分は普段、野菜を運ぶ仕事をしているんですけど、運転中に『うらラジオ』(WEBラジオ『七海うららの #uraradio』)を聞いたりしています。

涼:うららさんの歌は「生き様が声になっている」という印象があって。いろんな声を出せるというのもありますけど、そのベースには「自分の命から声を出す人」というのがあることを感じます。耳で聴いて上手いだけではなく、心の奥にドンと入ってくる歌声を持っている方なので、これからさらにメジャーになっていく絵が自分の中で想像できていて。

七海:えっ、嬉しい!

はらまき:うららさんはプラスのエネルギーがすごくて、きっと良い意味で自己肯定感が高い方だとお見受けしています。以前に「誰一人、自分を卑下する必要はまったくない」みたいなポストを拝見したことがあって。日本人は謙遜しがちですけど、そうではなくて「私もみんなもめちゃめちゃ素敵なんだよ!」ということを躊躇なく発信してくれるので、それで救われている方も多くいらっしゃると思うんです。私もうららさんがお父さまから送られてきた写真をSNSで紹介したり、家族に関する話を聞くたびに癒されているので。

やまだ:家族の話、いいよね。

はらまき:うららさんと一緒に子供の頃からフィギュアスケートを習っていた妹さんが、いまは「ディズニー・オン・アイス」に出演されているというお話を知ったときもびっくりしました! 家族揃ってすごい人ばかりなんだなと思って。

七海:そう、妹は自分とは違うジャンルでアリーナ公演を実現していて。自分としても「家族が頑張っているから私も頑張ろう!」という気持ちになれて、良い影響を与えあっているなと思います。

はらまき:この間、うららさまも久しぶりにスケートを滑ったというポストをされていて。何でもできてすごい人だなって改めて思いました。

七海:いえいえ。スポーツはフィギュアスケートだけがとりえで、球技はまったくできないです! ボールがどこかに飛んでいっちゃうので(笑)。

はらまき:ボーリングでミラクルを起こしちゃうっていう(笑)。

感情系奇声女はらまき
感情系奇声女はらまき

ーー皆さん、詳しいですね(笑)。余談ですが、七海家はエネルギッシュな方が多い家系なのですか?

七海:父親が熱血系でめっちゃ松岡修造さんっぽいんです(笑)。

一同 へー!

七海:私と妹がフィギュアスケートを習っていたときも、コーチよりもうるさいっていう(笑)。父はなんでもやってみたいタイプの人で、実際にいまはいろんな事業をやっているのですが、スポーツ選手や芸能人になりたかった夢を娘に託したくて、めっちゃ指導してくる熱血パパになっていたんだと思うんです。でも、そういう人だからこそ、私が勤めていた会社を辞めて歌をやりたい、という話をしてもスッと受け入れてくれました。いまでも「お前の歌、微妙やぞ」「全然歌えてへんやん」みたいな感じでボロカス言われるんですけど(笑)。

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