LE SSERAFIM ソロインタビュー Vol.4:KAZUHA、グループの強みは「ステージへのすさまじい情熱」

LE SSERAFIMソロ取材:KAZUHA

LE SSERAFIMの強みは「ステージへのすさまじい情熱」

LE SSERAFIM・KAZUHA (P)&(C) SOURCE MUSIC

――最新作品でもある3rdミニアルバム『EASY』は、メンバーの内面にフォーカスを当て、素直で人間的なLE SSERAFIMを見せたミニアルバムで、これまでのコンセプトでもあった“強さ”もありつつ、正直な姿や内面の悩みも垣間見えました。初めて強さの裏側/根源を見せた作品でしたが、活動を振り返るとグループの“強さ”や“強み”はどこにあると思いますか?

KAZUHA:ステージへのすさまじい情熱が強みだと思います。準備している間も、いいステージをお見せするために一生懸命に練習するのですが、メンバー同士の姿が刺激になってより努力できる気がします。

――1stスタジオアルバム『UNFORGIVEN』収録のファンソング「피어나 (Between you, me and the lamppost)」はメンバー全員で作詞に参加されましたが、3rdミニアルバム『EASY』でもメンバーそれぞれが作詞を手掛けました。「Swan Song」は、「すべてを簡単に手に入れたように見えても、実は見えないところで必死に努力して血と汗を流している」ということを語った楽曲でした。これまでの道のりで、LE SSERAFIMのメンバーであるからこそ努力したこと、大変だったことなどはありましたか?

KAZUHA:「Swan Song」はバレエの要素が含まれた振り付けがあり、特に思い入れのある楽曲なのですが、歌詞にはこれまでの自分の努力を信じて前に進む気持ち込めた歌詞になっています。

――2023年は『UNFORGIVEN』のカムバックをはじめ、初の単独ツアー、全英語詞シングル「Perfect Night」リリースからアメリカでの活動、また日本デビューを経て2年連続での『NHK紅白歌合戦』の出場など、活動の幅が広がった年だったと思います。振り返ると、どのような一年でしたか?

KAZUHA:2023年1月に日本デビューしたのですが、デビューショーケースでたくさんのFEARNOTの皆さんが会場に来てくださって本当に嬉しかったのを覚えています。ついに、今年日本で初めてのファンミーティング開催となったので、またファンの皆さんとお会いできるのがとても楽しみです。これからも良い思い出をたくさん作っていきたいです。

――今年の活動としては、先ほどの通り3rdミニアルバム『EASY』でのカムバック、そしてアメリカでも活動しました。大きなステージを前に、プレッシャーや負担を目の当たりにしたり、『コーチェラ』だけで披露するパフォーマンスも準備し、その期間はとてもたいへんな期間でもあったと思います。準備期間でいちばん意識したことは何でしたか?

KAZUHA:わたしたちLE SSERAFIMの音楽の魅力や、パフォーマンスの力強さが最大限に伝わるように意識しつつ、大きなステージでどのように表現すればよいかについて悩みながら準備しました。

――本番ではナイル・ロジャースとの共演や未発表曲「1-800-hot-n-fun」の初披露、バンド編成でのパフォーマンスなど、初めて尽くしのステージでもありました。個人的なハイライトを教えてください。

KAZUHA:未発表曲「1-800-hot-n-fun」を初めて披露したステージが印象に残っています。個人的にも気に入っている楽曲なので、初めてお見せすることができて嬉しかったです。

――『コーチェラ』では「ルイ・ヴィトン」のカスタムメイドの衣装も話題となり、衣装はLE SSERAFIMの世界観を拡張させるひとつの大きな役割を担っていると思います。それぞれの個性を活かすステージ衣装へのこだわり、衣装を着ると切り替わるスイッチなど、メンバーの皆さんにとっての衣装はどのような存在ですか?

KAZUHA:衣装を着ると、気が引き締まってステージに集中できるような感覚があります。最高のパフォーマンスをするために欠かせない存在だと思います。

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