4s4ki、DJ KOOと念願の初対面で熱い音楽トーク 世代とスタイルを超えたリスペクト

4s4ki、DJ KOOと念願の初対面

 シンガーソングライターの4s4kiが、6月12日に「survival dAnce」をリリースした。本楽曲は、1994年にリリースされたTRFの「survival dAnce 〜no no cry more〜」をリアレンジしたもので、『モンスターハンターNow』の2023TV CMソングとしても話題となっている。同曲のリリースを記念し、DJ KOO(TRF)がパーソナリティを務めるラジオ番組『DJ KOO presents BEAT GOES ON』の6月14日放送回に、4s4kiがゲスト出演。念願の初対面を果たした2人は、熱い音楽トークで大いに盛り上がった。

 DJ KOOが「僕のずっと会いたかった人」と4s4kiを紹介し、「LOG OUT」を初めて聴いた際に感銘を受け、個人的にファンになっていたことを告白。さらに「4s4kiさんの音楽はDJ心をくすぐることをすごくやっている。ダブの要素を取り入れながら、4つ打ちが入ってきて、ちょっとドラムンベースっぽいフレーズをぶち込んできたりして、その展開が最高。DJが聴いたら、『この人わかってんな!』ってみんな思う」と、ベテランDJの視点から、4s4kiの作る音楽の魅力を具体的に語り、絶賛した。

 それを受けた4s4kiは、「本当に光栄です。泣いちゃいそう」と喜びと感動を露わにし、自身も今年2月に日本武道館で開催されたTRFの30周年記念ライブ(『TRF 30th Anniversary Live at 日本武道館 「past and future.」』)に行っていたことや、小学生時代にダンスの授業でTRFの音楽に合わせて踊っていたエピソードを話した。

 今回4s4kiが、音楽プロデューサーのYaffleとタッグを組んで作り上げた「survival dAnce」は、“現代社会をサバイブする”という解釈のもと、ラップパートやUKガラージが取り入れられ、カオティックで斬新なサウンドアレンジが施された作品。TRFの代表曲の一つでもある名曲をリアレンジするにあたって、4s4kiは「どこまで原曲を崩していいのかという葛藤もあったが、TRFさんはクールでかっこいいグループだから、かっこよく仕上げるほど喜んでもらえるのではと思った。だから原曲に忠実というよりは、自分の中でのかっこよさを求めて、この形にたどり着いた」と語る。

 それを聞いたDJ KOOは、「こういう形でリバイバルしてくれるのは本当に嬉しい。カバーされる側としては、あなたの『survival dAnce』を聴きたいから。サビの部分は同じコード進行だけど、そこからマイナーな感じのコードで入ってくる部分とか、原曲のイメージがついちゃってるとなかなか展開しにくいと思うけど、よくぞやってくれたという感じです」と、快く4s4kiの思いを受け止めた。また、神社を舞台にしたおどろおどろしい世界観のMVにも触れ、DJ KOOは「もう少し早く知り合ってたら、MVに出演したかったな。白装束を着て端っこでDJ回してる役で(笑)」と冗談を飛ばす場面も。

4s4ki - survival dAnce [prod. by Yaffle] (Official Music Video)

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