Aぇ! group 草間リチャード敬太・佐野晶哉、“くさまさや”の歩み寄り 背中を預け支え合う関係性

 Aぇ! groupが特別版の表紙を飾っている『BAILA』2024年7月号(集英社)では、メンバー一人ひとりの“トリセツ”(取扱説明書)をお互いに解説し合っている。その中でも草間のトリセツについて佐野が「自分のことは自分でできるから、ほっといて大丈夫! 無駄に手を差し伸べないこと」と答え、草間本人も地震で「基本ほっといてくれて大丈夫! 僕が気を遣うタイプだから気を遣われるのが苦手」と似た回答をしていたことが印象的だった。微笑ましい仲の良さもありながら、お互いを理解し、信頼し合っていることも様々な言葉の端々から伝わってくる。

 グループのバンドパフォーマンスでは草間がサックスとベース、佐野がドラムを担当し、リズム隊と呼ばれるパートを担う二人。草間がベースを担当し始めたのは新体制になった今年からのことだが、バンドの演奏において彼らが信頼し合い、息を合わせることがこれから重要な要素になるだろう。パフォーマンスにおいても精神的な面においても歳の差を感じさせないほどに歩み寄り、背中を預け合っている様子が“くさまさや”の魅力のひとつのように思える。

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