フィリピンの音楽シーンに注目 ラジオ局が運営する画期的な移動型スタジオパフォーマンスとは?
さて、Coldplayのフィリピン公演は2日間あったのですが、2日目に登場したOPMの若手バンドもユニークなので、さすがの目利きだなと思います。もちろん「Wish 107.5」にも登場しています。
Dilawは2021年結成。最初はヒップホップユニットで、今は6人組バンド。バスの周りに集まっている人たち、制服が多いように見えるのだけど、学生に人気なのかな。2022年リリースのこの曲「Uhaw (Tayong Lahat)」はフィリピン国内のSpotify、Apple Music、Billboard、YouTubeで1位になったり記録を塗り替えたりと、エポックメイキングなバラード。ちなみに2023年には注目の100組「The NME100」にピックアップされています。
この曲「Orasa」もゆったりとスイートなムードですが、中盤の「暦が逆戻り」という歌詞の部分で、音がグニャーと歪むアレンジが効いてます! そしてみんなファッショナブルですよね。バンド内に兄弟が2組いるらしいので、阿吽の呼吸とかお互いへの理解とか並々ならぬものがあるんだろうなと思います。
私にとってはまだ行ったことがない国、フィリピン。いつかこのバンドたちのライブを観てみたいですし、フィリピンにも行って、このバスに遭遇してみたいです。ラジオ局のInstagramを見るとどうやら韓国での展開が予定されているようです。ちなみにWish 107.5はリスナーのことをWishersと呼んでいるんですよ。素敵だなぁ。羨ましい。実は今回メールで質問を送ったのですが、お返事をもらえませんでした……。どなたか繋いでいただけませんか? 取材したい!
※1:https://realsound.jp/2024/05/post-1659498.html
※2:https://myx.global/wish-bus/
フィリピン音楽シーンのトップを突き進むFELIP 新曲「Fake Faces」に込めた“自分を愛する”メッセージ
海外のリスナーも熱い視線を注ぐフィリピンのポップス=P-POPを代表する5人組ボーイズグループ・SB19の一員として2018年に…
サマソニ初開催控えるタイの音楽シーン FORD TRIO、_less、YONLAPA……ライブでも楽しみたいアーティスト
20年以上大阪のFM802でDJとして活動する土井コマキが、アジア各国の注目すべき音楽を日本の音楽ファンに伝えるため、独自の視点…