平野紫耀が放つ信頼感、神宮寺勇太のアドバイス、岸優太の和ませ方……TOBEサシ企画で見せた先輩としての姿

Number_i、後輩たちに示す信頼

 第3回には、Number_iの岸優太とIMP.の椿泰我が登場。タイトルコールの噛み合わなさからも、絶妙な距離感が伝わってくる。年齢はふたつ違うものの、以前の事務所では入所日が近かった彼ら。「昔とかね、よく喋ってたけど。大人になってからはあんまりないよね」「なんでこんな先輩みたいになっちゃってるのか、俺もわからない」という岸の発言を受け、椿も「年上ってのもあるので、めちゃめちゃ先輩って感じですけど」「プライベートでご飯行くとかはなかったですもんね」とこれまでの交流を振り返った。

【対談】ラップのこだわり/筋トレ事情【岸 優太&椿】

 グループのなかでラップパートを担当することの多い椿は、「GOAT」での岸のラップを聴いて、「(普段と)ガラッと変わってる印象があったので、願掛けじゃないですけど、なんかやってるのかなって」とレコーディング時の様子を質問。岸は「メンバーがブースに入って来てくれたりして、テンション上げてもらったりとか」と裏話を語りながら、「バッキー(椿)は願掛け的なの、ある?」と逆に問いかける。椿は「同じパンツしか履かないとか……」「(ライブ前に)納豆ご飯を毎回食べるとか」と、仕事前のこだわりが多い様子を示した。

 トークを終え、これからもっと関係を深めていこうと話した岸と椿。終始緊張気味の空気が流れていたが、お互いを知ろうとするふたりの優しさが垣間見えた。序盤から「キマズ!」と言い放ち、動画の撮れ高を不安がっていた岸に、椿は「撮れ高、作ります?」と、自身が考えてきた岸の自己紹介ギャグを最後に披露。岸は「ありがたいよ」と口にしつつも、使用するかは一旦保留に。はたして、椿の考案した自己紹介ギャグが使われる日はやってくるのだろうか。

 同じグループのメンバー同士で話している時とはまた違う、先輩らしく場を先導し、後輩からの質問に真摯に答えるNumber_iの3人。先輩へのリスペクトの気持ちを表現する後輩メンバーたち。こういった先輩として、後輩としての新たな一面を見ることができるのも、グループの垣根を越えた対談企画の魅力だろう。動画を通して、総じてお互いの優しさや心遣いが感じられた。

 三宅健とIMP. 鈴木大河・影山拓也、3人でのトークも公開されたが、ほかの組み合わせでの対談も観てみたいし、対談以降の3組の交流も気になるところ。『とべばん』本編やSNSなどで、その後のエピソードが聞けるのも楽しみにしている。

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