平野紫耀が放つ信頼感、神宮寺勇太のアドバイス、岸優太の和ませ方……TOBEサシ企画で見せた先輩としての姿

Number_i、後輩たちに示す信頼

 TOBEのオフィシャルYouTubeチャンネルにて、所属アーティストによる対談動画「サシで仲良くなってもらっていいですか?」が公開されている。この企画は、TOBEメンバー全員が出演する『とべばん』内のコーナー「仲良くなってもらっていいですか?」の特別編。普段はあまり接点のないグループのメンバー同士、お互いの近況や知りたいことを話す内容となっている。

 初回には、平野紫耀と大東立樹が登場。先日、デジタルハリウッド大学のCMで共演したふたりだが、プライベートではまだ深い関わりはないという。やや緊張感のある空気が流れるなか、「芸能活動自体はどれくらいなの?」と尋ねる平野に、「事務所にちゃんと入ってからはまだ4年」と答える大東。「大後輩です」と大東が付け加えると平野は「全然、先輩だと思わなくていいんで。だって、“仲良くなってもらっていいですか?”って企画だから」「距離感近めで」と場の空気を和ませ、先輩としての姿を見せてくれた。

【対談】どんなドームにしたい?/プライベートは何するの?【平野紫耀&大東】

 お互いの近況に話題が及ぶと、Number_iの楽曲制作中で打ち合わせの時間やスタジオにいる時間が多いと語る平野に、大東は「ほんと、アーティスト」と尊敬の眼差しを向ける。それを見て、「やればいいじゃん」「頑張ろうね」と呼びかける平野。さらに、「(ステージで)踊りながら何を感じてるんだろうって気になってて」と大東が質問すると、「何にも考えてない」「音と空間に身を委ねてるって感じ」と答えた。返答を受け、「なんにも考えてなくて、あのキラキラと人々を感動させてるのは、やっぱり才能というか……」「光っちゃってんなあ」とステージに立つ平野の姿を思い浮かべ、ひとりで納得する大東。その様子に「自己満で終わるなよ!」とツッコみながらも、平野は「また大東にそう思ってもらえるためにも頑張るよ」と笑いかけ、大東も「これからもついていきます!」と顔をほころばせた。共演したデジタルハリウッド大学のCM同様、“頼れる先輩”と“慕う後輩”の空気感が伝わってくる対談だった。

 第2回には、Number_iの神宮寺勇太とIMP.の松井奏が登場。以前、松井の提案で影山拓也を交えて焼肉を食べに行ったという彼ら(松井は神宮寺に7回くらいアプローチ)。松井はその日、自分のことを“奏”と下の名前で呼んでほしいと神宮寺に伝えたものの、いまだに“松井くん”と呼ばれていて距離を感じていると少し不満げ。それを聞いた神宮寺は、「松井くんは松井くんじゃん」「後輩の子を呼び捨てで呼ぶの、抵抗あるんですよ。松井くんのキャラだともっと抵抗ある」と言いつつも、甘え上手な松井を「犬みたい!」と喩え、「そういう子を無下にしたくないの」と先輩としての心境を吐露。しかし、「でも頑張ってみるよ、“奏”で」とその場で名前呼びを実践し、松井も「やった!」と満面の笑みを見せた。

【対談】意外な関係性!?/○○に行きたい【神宮寺勇太&松井】

 さらに、TOBEの研修生たちに先日会ったという松井は、「(これまで)あんまり先輩したことがない」と、後輩への接し方がわからず「どうしたらいいんですかね?」と神宮寺に問いかける。悩みながらも、神宮寺は「弾数じゃない?」「みんなに話しかけたほうがいいと思う」「(怖がられても)果敢にいくよ、俺は」と自身の体験も踏まえてアドバイス。「その背中、追っかけます」と話す松井に、「頑張って」とエールを送った。

 後半は神宮寺の趣味を体験したいという松井の要望を受けて「一緒に買い物に行こう」と約束する場面も。持ち前の人懐っこさを発揮する松井と、それを優しく受け入れる神宮寺の包容力の高さが終始見られた。最後にスタッフに今日の感想を聞かれ、「楽しかったです」「なにより、公の場で“奏”が聞けたんで」と嬉しそうな松井に、「でも後半から、俺“松井くん”になってた」と話す神宮寺――“奏”呼びが定着するにはもう少し時間がかかりそうだ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる