新しい地図と日本財団による『LOVE POCKET FUND』、能登半島地震の新たな支援先&支援期間延長発表

LOVE POCKET FUND、能登半島地震支援第2弾

 新しい地図と日本財団が共同で運営する『LOVE POCKET FUND』による『令和6年能登半島地震支援プロジェクト』第2弾として、新たな支援先およびプロジェクト期間の延長が決定した。

 今回、3団体3事業へ合計2,875,000円の支援が決定。また、2024年3月31日に終了予定だったプロジェクト期間を2024年9月30日まで延長、これにより寄付金の受け入れ期間も同日まで延長される。

 新たな第2弾の支援においては、被災地域の復旧・復興に向けて、特に影響の大きかった奥能登地域を中心に行うという。避難所生活を送る方々や医療的ケアが必要な障害児者の方々を含む、よりサポートを必要とする層への手厚い支援を目的とした専門組織へ資金提供し、地域に寄り添った支援をしていく。

 今回支援先に決定した団体は、日本災害看護学会、医療的ケア児等コーディネーター支援協会、北陸学院大学よりそいの花プロジェクトの3団体。

LOVE POCKET FUND

■令和6年能登半島地震支援プロジェクト 第2弾支援先一覧
・(一社)日本災害看護学会
支援金額(円):1,000,000
主な活動場所:石川県珠洲市
対象者:同地域内の住民:1000人程度
事業概要:
(1)避難所、応急仮設住宅等の生活環境に関するコーディネート
(2)健康相談、ケアニーズの把握と対応
(3)被災地域での交流イベント等開催によるコミュニティ再構築の支援
選定理由:本基金の目的の一つである「生きにくさを抱える方々への支援」として、避難所生活を送る方々の生活環境の改善を図る事業であるため。

・(一社)医療的ケア児等コーディネーター支援協会
支援金額(円):955,000
主な活動場所:石川県七尾市、他
対象者:同地域内に避難されている医療的ケアを必要とする障害児者
事業概要:
(1)避難入院先への緊急避難物資の運搬
(2)医療的ケアに対応可能な専門職員の派遣(医療的ケア児等支援センターの支援サポート)、必要時対象者の移送支援等
選定理由:本基金の目的の一つである「子どもの支援」として、医療的ケアを必要とする障害児者の皆さんを対象としているため。

・北陸学院大学よりそいの花プロジェクト
支援金額(円):920,000
主な活動場所:
(1)石川県輪島市門前町諸岡地区及びその周辺
(2)石川県金沢市片町の2次避難先宿泊施設及びその周辺
対象者:同地域内に所在する地震被害家屋:約100件
事業概要:
(1)1次避難所における炊き出し
(2)2次避難所における生きがいづくり創出
(3)避難先地域住民との交流機会の創出
(4)2次避難先からの一時帰還サポート
選定理由:本基金の目的の一つである「生きにくさを抱える方々への支援」として、避難所生活を送る方々を元気づける様々なサポートを行う事業であるため。

■関連リンク
『LOVE POCKET FUND』支援方法:https://love-pocket-fund.jp/index.html#support
LOVE POCKET FUND公式サイト:https://love-pocket-fund.jp/

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる