SixTONES 髙地優吾が迎えた誕生日 ファンやメンバーを思いやり、バランサーとして活躍した1年

 SixTONESの髙地優吾が3月8日に誕生日を迎えた。この1年を振り返ると、グループ活動はもとより、髙地個人としても舞台やバラエティ番組に出演。メンバーの中でも特に、趣味や資格を活かした活躍が目覚ましい。

 SixTONESは一見するとワイルドな雰囲気のグループだが、実はメンバー全員が親しみやすく、楽屋にごみを残さないことなどのエピソードで知られる礼儀正しさも魅力のグループ。そのメンバーの中で、ひときわ笑顔の印象が強いのが髙地だ。メンバーカラーの黄色に相応しい穏やかな人柄で魅了する。

 芸能活動を始めるきっかけを作った『スクール革命!』のレギュラーを筆頭に、昼の情報バラエティ『ヒルナンデス!』(ともに日本テレビ系)にも度々ゲスト出演。キャンプインストラクターの資格を活かし、様々な特集で活躍している。『ラヴィット!』(TBS系)2月19日放送回ではなすなかにしのロケ企画に4回目の参加を果たし、“常連”として紹介されていた。ボケる場面では、お笑い芸人と並んでボケを披露した一方で、店内に入るなり「お話聞かせていただいてもいいですか?」と気遣う髙地の声が聞こえてきた。これまで多数の街歩きロケに参加してきただけに、わずかな隙間に発するコメントが的確だ。見ていて安心感があり、明るく穏やかでノリの良いキャラクターは朝・昼帯の顔に相応しい。

【SixTONES】2023運勢ランキング第1位は誰だ?

 また、温泉ソムリエの資格を活かした番組ロケで知識を披露したり、入浴剤のCMキャラクターに抜擢されるなど、その広がりは目を見張るものがあった。2回目の登場となった『Hail Mary Magazine Vol.95』(ヘイルメリーカンパニー)では「あの人の深堀りジーンズスタイル」ページで髙地がデニム愛を炸裂させている。それも遡ること2023年2月4日の『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)に出演した際に、長野旅行で出会ったビンテージデニムのエピソードを楽しそうに語ったほか、新たな夢ができたとも明かしていた。そんな風に点と点がつながり、面をなしていく姿は、リスナーやファンに勇気を与えてくれる。YouTubeチャンネルで昨年5月5日に配信された「【SixTONES】2023運勢ランキング第1位は誰だ?」で占われていた「趣味を仕事にする公私混同が成功パターン」という結果が的中していたのも面白い。

 演技面では2022年に初の外部舞台、シェイクスピア作品『夏の夜の夢』を経験したのに続き、2023年も舞台『星降る夜に出掛けよう』に出演した。『夏の夜の夢』では楽屋のれんをHey! Say! JUMPの知念侑李に依頼したことを、知念がラジオ番組『Hey! Say!7 UltraJUMP』(文化放送/2022年9月29日放送回)で明かし、「僕を頼ってくれたことが嬉しい」と『スクール革命!』を通じた10年超の仲を嬉しそうに語っていた。

 『夏の夜の夢』では第一声からインパクトを残したのだが、後日語られたエピソードがあった。髙地は、歌舞伎俳優で『星降る夜に出掛けよう』で共演した坂東玉三郎が講師を務めるレッスンに参加し、そこで中山優馬らと共に演技や発声を学んだという。坂東からは「楽しい人」「なんでもできる」と人柄や器用さも評価されていた。先日ジェシーと共に出演したKAT-TUN 中丸雄一のYouTubeチャンネル『中丸銀河ちゃんねる』でも、舞台に魅了されたことを語っていたが、その様子は観客の目にも明らかだった。今年1月に出演したラジオ番組『Lovely Day』(FM yokohama)でも舞台秘話に触れ、事前に坂東の雰囲気を耳にしていたが、髙地はフランクに接してみたところ受け入れてくれたと明かした。実際の舞台では堂々たる出で立ちと発声で、役柄の感情が会場の隅々にまで響き渡った。舞台での活躍は音楽活動にも影響をあたえているようで、今年1月発売のアルバム『THE VIBES』でも声質や表現力の深みなどの変化を感じた。

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