与田祐希、ヤンキーキャラの絶妙なハマり具合と後輩思いの優しさ 齋藤飛鳥も伝えた“恩送り”の信念

 一方で、後輩メンバーに対して先輩として接している姿がたびたび話題になっている与田。なかでも大きな反響があったのが、昨年11月に放送された『乃木坂工事中』での企画「お歳暮グランプリ」だ。5期生がお世話になった先輩へ感謝を伝えるこの企画で、与田は井上和、川﨑桜と両思いに。井上は、座長を務めた『真夏の全国ツアー2023』で与田に支えてもらったこと、川﨑は節目ごとに与田が連絡をくれたことをそれぞれ主な理由に挙げており、このふたりの話から見えてくるのが井上と川﨑に限らず、与田は5期生へこまめに連絡を送ったり、ご飯に行ったりするなど、積極的にスキンシップを取っているということだ。もちろん、それは与田に限らずであることは言うまでもないが、『真夏の全国ツアー2023』の思い出をフィルムカメラで収めていた与田のInstagramを見ていると、期に関係なく多くのメンバーの笑顔が咲いていることに気づく。「お歳暮グランプリ」でTシャツをもらったと話していた井上との写真は、特にキラキラと輝いている。

 
 
 
 
 
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 「先輩にいろいろしてきてもらったので、ちゃんと(後輩にも)返さないとな」と行動に移す理由をバナナマンに話す与田。そこから思い出されるのは齋藤飛鳥が卒業コンサートのスピーチで話していた「恩送り」という言葉だ。恩送りとは、誰かから受けた恩をその人に返すのではなく、また違う誰かに送ること。与田も西野七瀬や齋藤といった先輩メンバーからたくさんの愛情をもらってきた。3期生として現在の乃木坂46の最も上の世代となった与田は、齋藤が話していた「後輩のみんなに渡していってほしいなと思います」という思いを実践しているということになる。

 
 
 
 
 
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 6期生オーディションもスタートし、本日2月18日深夜放送の『乃木坂工事中』では3月27日リリースとなる35thシングルの選抜メンバーが発表となる。グループがさらなる変化に向けたフェーズに入るなかで、与田は乃木坂46としてのバトンを次に渡しながら、変化を恐れずに進み続けるだろう。

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