乃木坂46と“公式お兄ちゃん”的な芸人たち オズワルド、さらば青春の光……特別な絆が生む化学反応
昨年7月に伊藤は、秋元康の代打として『いいこと、聴いた』(TOKYO FM)に出演。5期生は活動期間が被っていない白石麻衣を目の前にして、伊藤は共演する5期生について「娘たちを見ている気持ちに」と話していた。『乃木坂46 真夏の全国ツアー2023』では5期生が出てくる度に小刻みに震えて泣いていたというが、伊藤についてのエピソードで忘れられないのは、五百城の声に「きっと合う」と自らリクエストした熊木杏里「私をたどる物語」。五百城が歌い手として新たな扉を開いたきっかけの曲であり、滔滔とした語りのような歌声はイベント会場に響いていた。
オズワルドからだけでなく、5期生が彼らを大切に思っているのが強く伝わってきたのが、2022年開催のイベントでのこと。ライブ終盤、オズワルドが『M-1グランプリ2022』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の敗者復活戦を通過し、決勝へと進出したという吉報が5期生に伝えられるとメンバー全員が飛び跳ねて号泣。ライブの合間にはオズワルドに投票していたことを明かしていた。
さらに言えば、昨年12月には『らじらー!』(NHKラジオ第1)にオズワルドが出演。7年間メンバーと共演しているMC・オリエンタルラジオの藤森慎吾が、オズワルドと5期生の川﨑桜、奥田の仲の良さを目の当たりにし、「知らない世界があって嫌だな」と嫉妬心を剥き出しにしていたのは印象的だ。
春は、番組改編の季節。前身である『新・乃木坂スター誕生!』は昨年2月に終了し、同年4月に現在の『超・乃木坂スター誕生!』がスタートした経緯がある。番組は存続となるのか、そしてオズワルドはMC続投となるのか。今年は5期生だけでなく、オズワルドが涙を拭う姿も見たい。
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