KAT-TUNの2023年を振り返る SNS開設、ソロ公演、漫画家デビュー……三者三様の個人活動

 
 
 
 
 
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上田竜也 Tatsuya Ueda(@tatsuya.ueda_kt)がシェアした投稿

 2024年2月7日に初となるソロDIGITAL EP『ギリスト!』のリリースを発表したばかりの上田。2024年1月からは、Zepp Sapporoを皮切りに全国5都市を回るソロコンサート『MOUSE PEACE 2024 ~我龍転生~』を予定している。

 上田は2008年に1stソロコンサート『MOUSE PEACE』を開催し、2010年に『MOUSE PEACE uniting with FiVe TATSUYA UEDA LIVE 2010』を行うなど、デビュー後早い時期からソロでも挑戦をしてきた。このところはさらに音楽活動に力を入れているようだ。

 EPには「ヤンキー片想い中」や「花の舞う街」などライブで人気を集めるソロ楽曲のほか、未音源化楽曲を収録。また、新曲「ギリスト!」「光射す方へ」の2曲発表と、約14年ぶりのソロコンサートに向けて準備が進められている。「ヤンキー片想い中」は2008年のソロライブで披露した楽曲で、2021年3月リリースのKAT-TUNのシングル『Roar』期間限定盤2に収録。2021年開催のKAT-TUNデビュー15周年ツアー『15TH ANNIVERSARY LIVE KAT-TUN』でも披露され話題になっていた。

 また、表題曲「ギリスト!」は、上田が“アニキ”と慕う櫻井翔と共に制作した。上田は「ユニット曲のような…」とコメントしているだけに、2人のタッグによってどんな世界観の楽曲を聴かせてくれるのか、そして櫻井においても嵐としての活動とはまた違う一面が見られそうだ。

 12月23日放送のラジオ番組『上田竜也のPirates Radio』(bayfm)では、初代ライブからギターを担当するまさみを迎えてライブに関するトークを展開。番組では「俺といえば」と切り出して「ヤンキー片想い中」を流すなど気合十分な様子。上田のInstagramではリハーサルの様子を伝えた投稿に加えて、「ギリスト!」の大喜利が始まるなど、彼らしいユーザーとの交流をひっくるめて楽しみたい。

 漫画家としてのデビュー作『山田君のざわめく時間』(講談社)の発売を2024年1月23日に控える中丸。今年は『月刊アフタヌーン』(講談社)にて同作の短期集中連載を手がけるなど、39歳で漫画家デビューの夢を掴んだ。

 レギュラー出演する『シューイチ』(日本テレビ系)の「中丸雄一のまじっすか!?」のコーナーでは「中丸のリアルまんが道」と題してこれまでに6回特集され、様々な角度から作品や、漫画家としての中丸の姿を捉えてきた。ファン、読者、視聴者としても一つの単行本が発売されるまでの道のりに触れられるのは貴重な機会だっただろう。

 12月17日の放送では、中山秀征と東村アキコからコメントをもらいついに帯が完成した。ついでに本のタイトルにある“ざわめく”にちなんで、番組が中丸にドッキリを仕掛けるというコミカルなオチも。今回の単行本の発売にあたっては、連載分に加えて新規に80ページ、幕間なども描き下ろし。隙間時間に描き進めていることなど、SNSを通してその奮闘ぶりに触れてきただけに、渾身の一冊のページをめくりながら中丸の漫画道に浸りたい。

 彼らに限ったことではないが、2023年のKAT-TUNは激動ともいうべき一年であった。そんな中でも、芸能活動歴の長い彼ららしくそれぞれに自立した活動からはどこかたくましさや安心を感じた。どんな荒波だろうと越えていけるような、パワフルな彼らの今後がますます楽しみだ。

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