滝沢秀明が“ファミリー”と築いたTOBEの基礎 三宅健、北山宏光、Number_i、IMP.ら飛躍の1年を総括
楽曲のリリースに関しては、特に活動的だったのがIMP.である。8月18日に世界同時配信された「CRUISIN'」は、TOBEアーティスト初のリリース作品となった。さらに、9月15日にセルフタイトル曲「IMP.」、10月13日に「SWITCHing」、11月8日に新曲も収録した1stシングル『CRUISIN'/IMP.』のCDリリース、12月8日に「I Got It」と、1カ月に1曲をリリースするというハイペースぶりだ。そして、12月2日には京セラドーム大阪にて行われた『D.U.N.K. Showcase in KYOCERA DOME OSAKA』、音楽番組『ベストアーティスト 2023』(日本テレビ系)へのVTR出演を果たし、総じて彼らの怒涛の勢いが感じられる。
三宅も9月22日にはTOBEでのリリース第1弾となるデジタルシングル曲「Ready To Dance」、北山は11月17日に「乱心-RANSHIN-」をリリースした。Number_iはまだリリースがないが、インタビューなどで「ライブがしたい」と語っている彼らだけに、歌声が聴ける日もそう遠くないはずだ。
楽曲リリースのあとに続くのは、もちろんコンサート活動だろう。「5年後、IMP.で単独ドームツアー」と夢を語っていた影山。Number_i結成発表時に生配信を行った場所でもある東京ドームについて、「今度はまた違う形で戻って来れたらいいね」と話していた平野。単独ライブはもちろん、さまざまな音楽フェスへの出演、さらに『とべばん』のように所属アーティストが集結するコンテンツを発信している点を踏まえれば、TOBE familyでの合同コンサートも考えられるかもしれない。それぞれの音楽活動が始まった2023年。2024年は、直接彼らの姿を見ることのできる機会があることに期待したい。
こうして振り返ると、さまざまな大きな動きがあったものの、それでもTOBEは設立してまだ1年にも満たない。2023年は序章にすぎず、今後も楽しいことが待っているのではないだろうか。
鳥は長距離を飛ぶ際に、はじめに高く飛ぶと聞いたことがある。高く飛ぶ時は苦しいし体力も必要だが、その先で上昇気流に乗ってしまえば、あとは長く飛び続けられるのだそうだ。新しい時代を作るために、これからも強く高く飛べ(TOBE)――。2024年以降も彼らの飛躍に期待が高まる。
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