生田絵梨花、ディズニー声優射止めたミュージカル由来の歌唱力 新作『ウィッシュ』は『アナ雪』の再来に?
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ディズニー創立100周年を記念したアニメーション映画『ウィッシュ』が、劇場公開の12月15日を前に大きな話題となっている。
9月28日にアメリカで公開されたUS版予告が、オンラインプラットフォーム全体にて24時間で6,650万回再生という数字を記録したことは本作が大きな注目を浴びている証拠であるが、作品自体の勢いをさらに加速させているのが、劇中歌の公開である。
本国US版で新ディズニーヒロイン・アーシャの声優を務めるのは、スティーヴン・スピルバーグによる『ウエスト・サイド・ストーリー』で第94回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズ。今回の劇中歌「This Wish」でも、瑞々しく、チャーミングでいて、伸びやかな歌声を響かせている。「This Wish」は、どんな願いも叶うと言われているロサス王国の驚くべき真実を知ってしまったアーシャが、「みんなの願いを取り戻したい」と強く星に願う重要なシーンで歌われる楽曲で、翻訳された歌詞に関しても〈だから この願い/よりよい明日のため/だから この願い/みんなの未来のために〉というサビのフレーズがシチュエーションにマッチしている。
日本版声優としてアーシャの声を担当するのは、生田絵梨花。『レ・ミゼラブル』や『ロミオ&ジュリエット』を筆頭に、多くの本格ミュージカルに出演してきた彼女が、自らの意思で長年の夢だったディズニー声優のオーディションに挑戦し、見事アーシャの役を掴み取った。生田は乃木坂46時代から数々の音楽番組で「生まれてはじめて」をはじめとするディズニーソングを歌唱してきており、本作が『アナと雪の女王』のスタッフ陣による作品というのも運命的な巡り合わせに感じる。