「青い珊瑚礁」などの作詞家 三浦徳子、75歳で逝去 つんく♂、児玉雨子、市井紗耶香ら追悼コメント続く

 作詞家の三浦徳子が、11月6日に肺炎のため75歳で逝去した。芸能関係者からは、追悼のコメントが相次いでいる。

 三浦は、今年で作詞家として45周年を迎えていた。松田聖子の「青い珊瑚礁」をはじめ、1970年代後半から1980年代にかけて多くのアイドルに歌詞を提供。近年では、ハロー!プロジェクト所属アーティストやSexy Zoneなどの楽曲も手掛けていた。

 つんく♂は、「三浦徳子さん。悲報を聞きました。とてもとても残念です。」と、X(旧Twitter)にて三浦を追悼。「三浦先生が手がけられた楽曲は、僕が子どもの頃からたくさん聴いて知っておりました。そんな先生と一緒にいくつも作品を作ることが出来たこと、大変光栄に思っております。思えば『カエデの木のうた』などとても印象に残っております。いつも楽しく明るい三浦先生の笑顔を思い出します。」と想いを綴り、「どうぞ安らかにお眠りください。心よりご冥福をお祈り申し上げます。」と結んだ。

 三浦と同じく、ハロー!プロジェクトの楽曲に多く携わっている作詞家の児玉雨子は、「私にとっての『先生』は後にも先にも三浦徳子先生だけです。歌は世につれといいますが、どの世代にもそれぞれ三浦先生が手がけられた『あの名曲』があり、長く現役でご活躍された姿はこれからもずっと私の憧れです。謹んでお悔やみ申し上げます。」とコメントした。

 三浦から歌詞を提供されたアーティストからも、悲しみの声が届いている。元モーニング娘。の市井紗耶香は「人生がもう始まってる」と「4U〜ひたすら〜」の曲名を挙げ、「三浦徳子先生、ありがとうございました。」とコメントした。

 真野恵里菜は「三浦徳子先生にはたくさん作詞をしていただきました。ライブでみんなと盛り上がったり歌いながら歌詞と自分の心がリンクして思わず泣いてしまったりと、どの楽曲も本当に大切な宝物です。こんなにも私に寄り添った歌詞をたくさん書いてくださり本当にありがとうございます。ご冥福をお祈りいたします。」と三浦の死を偲んだ。

 また、作曲家の林哲司は「ラジオ番組収録中に、三浦徳子さんの訃報が飛び込んだ。同じ時代を駆け抜けた、同世代の仲間が次々と亡くなられることは辛い。三浦徳子さんとは『真夜中のドア』をはじめ、お互いのキャリア初期の作品をご一緒した。心よりご冥福をお祈りします。」と綴った。

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