関ジャニ∞、Sexy Zoneらも話題 BTS、Brave Girls=BB GIRLS、HIGHLIGHT……改名がグループに与えてきた影響を探る

BTS、HIGHLIGHTなど改名後に成功をおさめたアイドルたち

 グループ名は所属するメンバーやそのファンにとって愛着のあるものであり、それを変えることによってこれまで築き上げてきたイメージと変わったように感じたり、認知度が薄くなってしまったり、混乱を招いてしまったりする不安を感じる人もいるだろう。しかし、改名したことでポジティブな効果が生まれたグループも存在する。

 BTSがまさにそのいい例だろう。BTSに通称を変更後リリースした「Blood Sweat & Tears」「DNA」「FAKE LOVE」などを筆頭とした楽曲が様々な音楽チャートで好成績をおさめ、2020年にリリースした「Dynamite」が世界的ヒットとなったのは誰もが知るところだろう。

 また、HIGHLIGHTも例外ではない。彼らが前所属事務所であるCUBEエンターテインメントとの契約終了を迎えたタイミングは、ちょうどメンバーの脱退などがあった時期でもあった。

 それに加え、グループ名の商標権をめぐって事務所と争っていたため、当初は改名することで活動に支障が出るのではと危惧されたが、HIGHLIGHT名義で最初にリリースした『CAN YOU FEEL IT?』が思わぬヒットとなった。その後、メンバー個々でもソロアーティスト活動や俳優業、バラエティなどでも活躍を見せており、改名したことをきっかけにいい再出発ができている印象だ。

 彼らが人気グループとしてK-POPシーンで活躍し続けられているのは、もちろん楽曲やパフォーマンスのクオリティ、メンバーのキャラクター、SNSの活用など様々な要因があり、改名したことによる影響はその一部でしかないだろう。しかし、グループ名を変えたことによって、覚えやすくなったり呼びやすくなったりしてより多くの人々に認知されるきっかけにもなりうる。改名したことによる話題性も相まってグループがファン以外から注目される機会になるかもしれない。

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