超ときめき♡宣伝部は宣伝部員のことをもっと“独占”したい! 海外ライブや最大規模ツアーで再確認したメンバー&ファンへの愛情
私の“青春”は、超とき宣にあります(辻野)
――カップリングの3曲についても少しずつ伺いたいです。「もっともっと もうちょっと」も、「かわいいメモリアル」に続いて超とき宣らしさであふれた楽曲です。
吉川:いやぁ、また求めすぎている曲ができたなと!
小泉:すごく承認欲求の強い曲だよね(笑)。
吉川:〈わたし一筋でいて〉とか〈ちゃんと ちゃんと ちゃんと聞かせてよ〉とかね。歌詞だけを見たら「おっ?」と思いますけど、そんななかで私が好きなのが〈カッコつけよりも本気でいて〉なんです。自分の気持ちは本気だからこそ、相手にも同じように思っていてほしいんだろうなと私は解釈しました。二人の関係性が見えて、いいなと。あと、私には珍しくセリフパートがきたんです。〈ねえ? 聞いてる?〉がそうなんですけど、普段はあまり割り振られることがないので、不意打ち過ぎてびっくりしました。そのぶん、ライブでは気合い入っちゃうなと思っています。
小泉:私も、歌詞がすごく印象的でした。〈もっともっと もうちょっと愛を伝えて〉なんて、宣伝部員さんたちからすると「まだ足りないのか!」と思うだろうな(笑)。でも、それくらい「好き」という言葉をたくさんもらわないと、私たちは満足できないんですよ。ツアーはもうすぐ終わっちゃうから(※8月下旬取材時)、ライブがなくなったらやっぱり不安になるじゃないですか。だから、もっと私たちに愛を伝えてくれないと、私たちは知らないぞ!みたいな(笑)。そういう思いがストレートに歌詞になっているんですけど、メロディに乗るとすごくポップでそんなに重たく聞こえないんですよね。それどころか、スッと耳に入ってくる。これからも、ポップなメロディに乗せて重い言葉をたくさん言っていきたいと思います!
――(笑)。さらに「WANTED」は、“乙女の煩悩”をポップに歌った楽曲です。
坂井:今までの超とき宣には珍しい、踊り出したくなるような曲調です。私、レコーディング中は一人で踊るんですよ。単にリズムを取るだけじゃなくて、手振りをつけて表情も決めて、ステージの上にいるくらい踊っているんですけど、この曲は踊るのが楽しすぎて、ずっとノリノリでレコーディングしていました。それだけ自然に体が動く曲ですね。〈おデコがジンジンピッタンコ〉とか、〈クレイジークレイジー スルー ダナイト〉とか、口ずさみたくなる言葉もたくさん詰まっていて、聴いていて面白いです。
杏:それに〈キミのハートにロックオン〉という、超とき宣の決めゼリフまで入っていて、わちゃわちゃごちゃごちゃした感じが個性的です。しかもその直後にはかなみん、おはるちゃん、ひよりんの「んーまっ!」っていうリップ音が入っていたりして、全体的にインパクトがある曲だなと。ユーモアにあふれていますね。今までになかったような曲ではあるので、ライブではミラーボールがぐるぐる回る中で歌ったり踊ったりできたら楽しそう。どんな演出で披露できるんだろうと今からワクワクしています。
――では「きみと青春」は、辻野さんに伺いたいです。
辻野:私、この曲が最初に来たときに「あっ! 青春曲がきた! 嬉しい!」と思いました。もちろん恋愛ソングも大好きなんですけど、超とき宣の青春曲って私の気持ちとリンクするものが多い気がしていて。今回も、自分の今の思いが詰まった歌詞が来て嬉しかったんですよね。〈名前呼んでくれたり 一緒に笑うたびに 諦めなくてよかった 何度も思うよ〉なんて、そう思う場面が私にも何度もあったし。
――感情移入しやすいんですね。
辻野:自分のパートでもある〈だからこそ私選んだよ、きみと青春を〉も、まさにと思う歌詞です。私たちは、この活動を続けるかどうかを自分たちで決めてきたんです。学生のときには、どちらを優先するのか決めなければいけない場面があったんですが、そのときも私は「超とき宣に懸けていきたい」とこの道を選んで、ずっと宣伝部員さんと青春してきました。だから私の青春といえば、超とき宣にあるんですよ。この曲には、そんな心境や思い出が描かれているからすごく好きですね。あと、終盤は歌割りが細かく分かれていて、みんなで歌い繋いでいくんですけど、そこはライブで歌う姿を思い描いてすでにエモい気持ちになっています。最後に歌えたら楽しそうだな……って。横アリで歌う姿も自然と想像できますね。