ジャニーズ事務所新社長 東山紀之、ジャニー喜多川氏による性加害問題に「人生をかけて取り組んでいく」 4時間超の会見で井ノ原快彦もスタンス表明

東山紀之、性加害問題に「人生をかけて取り組んでいく」

 会見では『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、ジャニーズ以外の男性アイドルグループがほとんど出演できていない現状について触れながら、 平野紫耀や神宮寺勇太といった滝沢秀明による新事務所・TOBEの所属タレント、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾による新しい地図といった元所属タレント、JO1、BE:FIRSTといった他社の男性グループの出演について忖度は必要ないかという問いかけが東山にされた。それに東山は「もちろんです。必要はないと思ってます」と明言。「ファンの人たちがいてこそなので、これは忖度とかそういうのは関係なく、公平にいくべきだと僕自身も思っております」とコメントした。さらに井ノ原は、「昔ジャニーさんがこう言ったから、メリー(喜多川)さんがこう言ったからっていうのを守ってきた、ちょっと昔のタイプのスタッフがいたことも事実です。忖度をなくしますって言っても、急になくなるものじゃないと思うんですよ。白波瀬さんもやめろって最初は言ったのかもしれない。でもその後は、ずっとそれが続いてるだけなんだと思うんです。それを正さなきゃいけないと思ってて。忖度って日本に蔓延ってるから、これをなくすのは本当に大変だと思います。だから、 皆さんと一緒に考えていく問題でもあると思います」と目の前にいる数百人のメディアに向けて呼びかけた。

 4時間11分という長丁場となった今回の記者会見の終わりに、東山はメディアとの関係性について「本音でお話することもなかなかできなかったので、 今後どうやって構築していくかっていうのは本当に大事だと思うんですね。忖度であるとかが働いてる部分もあったと思いますので、 今後はなるべくこのようにみなさんとお話をさせてもらって、どういう関係性を作るのかが今後の課題だし、それを作っていくのが大事なことなのかなと思います」と話し、井ノ原も「レベルを上げていかなきゃって思ってます。実力を上げれば、忖度だろうとなんだろうと、自分たちが出る場所はあるわけですから。そこはみんなで責任を持って、レベルを上げていく。僕は育成の方なので、しっかりと心身ともに、鍛えていくことをこれからやっていきたいと思います。そういう目で見ていただきたいと思いますし、皆さんもおっしゃってくださったのは本当にありがたいと思います。それを肝に銘じて、僕らも頑張っていきたい」とコメントした。

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