平野紫耀の一挙一動はなぜここまで注目されるのか? TOBE所属発表から2カ月、再確認するSNSで“動く平野紫耀”との距離の近さ
続いて「まちがえちゃった」の一文と共に「with ATSUSHI」とダンサーとの動画を投稿。途中で振りをまちがえたようで笑みがこぼれていた。踊り終えたあとに、片足でトントンと体を弾ませるのだが、偶然にも音とリズムが合っていたのはさすが。動画を一時停止しながら観ることで、腕や足を出す角度や方向、顔の向きなどの細かな動きに個性が出ていて、ダンスの面白さや奥深さを感じた。
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9月2日にはダンサー&コレオグラファー・Jared Jenkinsと共にChris Brown「Summer Too Hot」で踊るダンス動画を投稿。身長や体格の差はあれど、テンポを乱すことなく体の振りなどを大きくしたり、細かな手の動きが華やかだったり。しなやかさとシャープなキレが共存し、時折ふわりとした丸みを感じるパートも。平野の性格がダンスに滲み出ているような、特徴や個性がさらに見えてきた。
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それぞれの投稿に視聴数の多さが伴っていることからも平野への注目度が窺えるが、なぜここまで“喋る”、“踊る”平野に注目が集まるのか――その答えは特にダンスを見ていると理由の一端が窺える。まず、ひとりでも隣にダンサーがいても、ダンスを心底楽しむようなダンス愛が伝わってくる。それはダンススキルを追求する姿勢や、指先からつま先、体の角度など一挙一動からも感じられる。そしてダンサーとの動画では、一緒に踊り、アイコンタクトやハイタッチをして心を通わせる。ダンスを見て湧く周りのオーディエンスから声があがったように、見る者の心を揺さぶる。ダンスを通して言葉や国境の壁、もっと言えば年齢や性別、属性などもひょいと超えてしまうような、広く大きなものを感じるのだ。
どの道にも上には上がいて、それが世界ともなれば容易ではないだろう。それでも上を目指して挑戦する姿には、心を動かされるものがある。揺るがない強い意志を感じる一方で、トークではフレンドリーなキャラクターが表れる。その姿に翻弄されつつも、「きっと彼ならば」という期待を誘うものがある。男女問わず、たとえ熱狂的なファンではなくても、惹きつけられるものがあるのではないだろうか。
7月7日の再会から2カ月。Instagramを通して少しずつ活動の片鱗が見えてきた。この先にどんな景色が待っているのか。ますます注目が集まりそうだ。

























