Snow Manのラジオ『素のまんま』はグループの魅力を深く知る上で欠かせないものに 継続して聴き続けることで得られる発見

 Snow Manの9thシングル『Dangerholic』が9月6日に発売された。表題曲が、目黒蓮主演の金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の主題歌としてすっかりお馴染みとなった本作。7月頭に同曲が公開されて以降、およそ2カ月ほどの期間をもって様々なプロモーションが行われてきた。そして、8月の怒涛のメディア出演を経て、リリース週の最後に待ち構えているのが、9月10日午後7時より放送されるラジオ特別番組『不二家 presents Snow Manのもっと素のまんま』(文化放送)である。

 『不二家 presents Snow Manの素のまんま』はSnow Manの冠レギュラー番組。ふだんは毎週木曜日30分の放送、メンバー2名が週替わりでパーソナリティを担当しているが、『もっと素のまんま』では日曜日に放送時間を移して60分に拡大、出演メンバーも深澤辰哉、向井康二、阿部亮平、佐久間大介の4名に増員される。8月31日の『素のまんま』放送中に同番組の告知が行われた際には、メンツを聞いたラウールが「うるさっ!」と一言。メンバー入りを果たした阿部も自分以外の3人の名前を見て驚愕したという。ファンの視点からしても賑やかな回になるのは間違いなしだろう。

 深澤と向井と佐久間は、長らくSnow Manのバラエティ担当としてグループを盛り上げてきたメンバーたち。ファンの間では“ドラマ班”の愛称で親しまれている3人だが、特に向井と佐久間が揃うと演劇スイッチが入ることもしばしば。全国ツアー『Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania』では、当時目黒が出演していたドラマ『消えた初恋』のパロディ『消えたさくこじ』をコーナー化し、全32公演にわたる壮大なストーリーを展開した。深澤と佐久間は同い年ということもあり、友人のような感覚のトークは延々と話していられそうな雰囲気がある。向井と深澤が揃ったラジオの放送回ではいつも以上に向井がボケ倒し、オープニングトークから先になかなか進まないということも。そのような3人の中に阿部が加わることでどのような役割分担がなされるのかは読めないところ。阿部の存在が3人のテンションを一層高める予感すらする。阿部は3人のテンションに押されてしまうのか。はたまた3人とともにはじけるのか。先の『素のまんま』の放送では「阿部が喋りにくそうにしてるなと思ったら(SNSで)『#阿部負けるな』とかで応援してもらえると助かります」という阿部本人からのお願いもあったため、当日はぜひリアルタイムで楽しみたいものだ。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる