King & Princeは離れていても手を取り合って進んでいく 脱退後初の“3人の場”は笑顔溢れる温かさに

 とはいえ、忙しい日々を過ごしているからこそ、なかなか進まない話もあるという。それは「岸くんも、廉も、紫耀も、ジンも、みんななんか連絡を取るたびに、“買わなきゃね”って言ってくれるんだけど、動かないね、君たちって。動かないグループだよね」とは、髙橋の誕生日プレゼントのことだ。

 ちなみに、髙橋の誕生日は4月3日というから、なかなかのマイペースっぷり。だが、さらに上には上がいるという話も。昨年9月29日の誕生日に、メンバーがオーダーしたという岸の誕生日プレゼントの自転車についてはまだ届いておらず、ちょこちょこ問い合わせをしていると岸。その誕生日からまもなく1年が経とうとしているから驚きだ。

 「また5人でご飯に」という話も、4月からずっとスケジュールの調整に苦戦している様子。仕切り役を買って出た岸に永瀬が「大丈夫なの? 任せちゃって全部。スケジュールとかお店の場所とか。お会計とかも」とボケると、すかさず岸が「お会計はおかしいだろ!」とツッコミを入れる場面も。この岸の天然っぷりを生かした笑いも懐かしい感覚だ。実は岸、昨年に自らの誕生日にも関わらず、ノリで参加した5人でのじゃんけんで負けてしまい「笑えない」額をお支払いしたという過去があるそう。また、その二次会のカラオケルームで深酒をした髙橋が寝てしまい、4人が置いて帰ってしまったなんていうエピソードも。髙橋が乗れるようにとタクシーの手配はしてくれたとはいえ、こちらもなかなかの遠慮のなさだ。しかも、平野にいたっては酒を飲まずに酔っていなかった状態だったというから、「シラフのテンションで俺を置いて帰るの、怖くない(笑)?」とドSっぷりを再確認して笑い合うのだった。「でも時が経ったら、こうやって笑えるからね」と岸。そして髙橋も「時を経て、笑いにしましょう!」と続ける。その言葉は、振り返って笑える“そのとき”まで一緒にいる姿が想像できるからこそ、言えることかもしれない。

 まだまだ予定が立たないという、すでに事務所を退所している平野、神宮寺を含めた5人でのご飯については髙橋が「今年中でいい」と収めていたので、またこの番組で永瀬が「こんなことがあった」と教えてくれる日がくることだろう。さらに時が経てば、今はまだ語られていないもっといろんな笑い話が出てくるかもしれない。そのときにはもしかしたら5人が、いや6人が勢ぞろいなんていう風景も叶うかもしれない。そんな笑顔あふれる時間がやってくることを心待ちにしながら、それぞれの道で活躍しつつ繋がり続けるKing & Princeに引き続き注目していきたい。

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