MAZZEL、デビューから“電光石火”のような快進撃 MUZEとの交流を楽しんだ初Zepp&ファンミーティングツアー初日公演

MAZZEL、初のファンミを観て

 BMSG所属の8人組ボーイズグループ・MAZZELの初ファンミーティングツアー『MAZZEL 1st Fan Meeting -Play at the MUZEUM-』初日公演が、8月14日に東京・Zepp Hanedaにて昼夜2公演で開催。会場にはこの日を心待ちにしていたファンが2階席まで埋め尽くすほどに集い、開幕を待ち侘びていた。本稿では夜公演の模様をレポートする。

 自身初のZeppツアーでもある本ツアーは、東京を皮切りに、8月末までに名古屋、大阪、福岡と全4都市を回る予定だ。デビュー前から成長を見守ってきたMUZE(MAZZELのファンの呼称)といつも以上に近い距離で交流できるだけに、メンバーも「今日、めっちゃ近い!嬉しい!」と登場して早々に喜びを見せていた。

MAZZEL
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 中盤には、メインの一つでもあるファンミーティングならではの企画を楽しんだ8人。関西出身のメンバーが多いこともあり、テンポがいい彼らのトークはこの日も絶好調だった。安定した軽快な話しぶりで場を回していくKAIRYU、無邪気な笑顔で会話を弾ませるSEITO、発言一つひとつに誠実さと優しさが滲み出るEIKI、全体を見渡し絶妙なタイミングで合いの手を入れるRAN、天然っぷりを発揮するメンバーにキレのある突っ込みを入れるNAOYA、末っ子ならではの茶目っ気に溢れるRYUKI、同じく最年少ながらすっかり進行役が板についたしっかり者のHAYATO、そしてそんなメンバーを優しく見守る最年長TAKUTO……。メンバー自身も「永遠に喋っていられる」(KAIRYU)と言うほど、日常の光景を彷彿とさせる自然体な空気感の中で展開した目も耳も楽しいトークは、信頼するMUZEが目の前で見守っているがゆえに引き出されたものでもあっただろうと思う。会場内は終始、MAZZELとMUZEの笑い声に満ちていた。

 後半1発目には、10月18日リリース予定の2ndシングル『Carnival』より、この日先行配信された最新曲「LIGHTNING」を披露。同日20時に公開された「LIGHTNING -Dance Performance Video-」でも着用している黒と黄色を基調とした衣装に身を包み、紫のライトとバックモニターが映し出す雷光に照らされたステージが楽曲の世界観を演出していた。また、この日は夜公演に集まった観客限定で、世界最速の「LIGHTNING」MV鑑賞会も実施。メンバーはこれまで4回ほど完成した映像を見ていたそうだが、リハーサルでは思わず見入ってしまい、ほぼ言葉を発しなかったという。その反省点を生かし、本番では観客同様にリアクションを交えながら楽しそうに鑑賞する姿が印象的だった。

MAZZEL / LIGHTNING -Dance Performance Video-

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