NMB48 渋谷凪咲、STU48 瀧野由美子、NGT48 中井りか……同世代で立て続く卒業 25歳前後に訪れるアイドル人生の分岐点
25歳前後はAKB48グループにおける「フリーエージェント期」か?
過去にはAKB48の高橋みなみ、大島優子、NMB48の山本彩、HKT48の指原莉乃も25歳前後でグループを卒業している。いずれもグループの中軸でありながら、ソロとしても実績十分のメンバーだった。高橋はトーク力、大島は演技、山本はアーティスト性、指原はバラエティ番組でまわしもできるなど、在籍時から各自秀でたタレント性があった。
渋谷も、見取り図の盛山晋太郎が「凪咲は芸人の後輩としてみている」と唸るほどのお笑いセンスの持ち主。瀧野は、大の鉄道好きとしてさまざまなメディアに出演。中井は、社長としてアパレルブランドを立ち上げるなどビジネスやファッション業界でもポジションを獲得した。それぞれに際立った武器があるのは、まさに共通した特徴である。
そうやって結果を残したことで一定の評価を得たり、自分自身でその能力に気づけたりするメンバーであるほど、やはり「次」を見たくなるもの。その年齢というのが「25歳前後」に集中するのかもしれない。プロ野球界では実績のある選手は30歳前後で「フリーエージェント」を迎えるが、AKB48グループに当てはめるとそれが25歳くらいなのだ。つまりAKB48グループにおける「フリーエージェント期」である。
とにもかくにも、渋谷、瀧野、中井の卒業がポジティブなものに映るのはとても素敵なことである。それこそ25歳前後の若者にとって「自分も新しい分野に挑んでみたい」と背中を押すものになるように思える。社会全体に好影響を与える卒業である。
※1:https://twitter.com/stu48_yumianko/status/1686332451478818816

























